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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.75】ワンランク上のボルドー白ワイン

2020年12月07日

テイスティングレポート

こんにちは。 
神戸営業所の金本です。 
本日は、CPの高いボルドーの白ワインをご紹介致します。 
 
クロ デ リュヌ リュヌ ブランシェ 
Clos des Lunes / Lunes Blanches (白いお月さまの意味) 2015年 
 
間もなく12月21日より2017年がリリースされます。(予定) 
税別参考上代¥3,330- 
葡萄:セミヨン70%とソーヴィニヨンブラン30%のブレンドです。 
 
   
 
 

こちらのワインは、ドメーヌドシュヴァリエを所有するベルナール家による辛口ボルドー白ワインです。
ボルドー最大の生産者協会組織のU.G.C.B.(ユニオン・デ・グラン・クリュ・ボルドー)の会長のオリヴィエ・ベルナール氏とシャトーギローの醸造家のグザヴィエ・プランティ氏とカノン・ラ・ギャフリエールのステファン・フォン・ナイペルグ伯爵とで共同で造っています。 
本来は極甘口の最上級品のシャトーイケムなどで有名なソーテルヌという地区で造られた葡萄から辛口ワインを造っています。 
しかも葡萄畑は、イケム・ギロー・ダルシュに囲まれた特別な区画です。 
「偉大なワインはいい葡萄から」という彼らのポリシーのもと、丁寧な栽培から醸造の流れです。 
葡萄畑の土壌は下層砂利質・粘土石灰岩土壌で葡萄の平均樹齢は35年です。 
更に、フレッシュな軽やかさを求めて、ステンレスタンクで6-7カ月の熟成です。 
アルコール度数は12.5度で18世紀スタイル瓶に入っています。 
 
見た目はグリーンがかったレモンイエロー。
白桃やメロンや黄りんごやレモン・ミントや青草の香りがあり、品のいい穏やかな酸味と豊かな果実味のある辛口ワインです。 
私が飲みましたもの2015年同様2017年もボルドーの白は、いい年でハイクオリティが望めそうです。 
野菜サラダやオムレツやキッシュにもいい相性ですが、これから寒くなってきて様々な鍋料理(白身魚だと鱈や河豚)ともよく合いそうです。 
是非、皆様も上質なボルドーの白をお試し下さい。