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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.131】順調な仕上がりの2018年1級ワイン

2022年1月03日

テイスティングレポート

皆さま、明けましておめでとうございます。 
今年もよろしくお願いいたします! 
2022年に年男を迎えた、寅年の武田です。 
本日は2020年4月に入荷し、ようやく落ち着いた味わいを見せ始めた、 
2018年産のシャサーニュ1級畑をご案内いたします。 
 
THOMAS MOREY / トマ・モレ 
CHASSAGNE MONTRACHET 1ER CRU LES CHENEVOTTES 2018 
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シュヌヴォット 
参考上代(税込) 13,937円 
 

 
シュヌヴォットはシャサーニュの中でも大きな面積を誇る1級畑です。 
トマ・モレはこの畑の中に3区画所有しており、ブドウの平均樹齢は60年以上と、非常に古いものです。 
早速テイスティングしていきます。 
 
 
甘いカリン、ミネラルがきいたチョーキーなアタック。 
後からパッションフルーツや蜜などの、芳醇な果実味が現れきます。 
一貫して巨大なミネラルが、引き締まった味わいを支えており、 
みずみずしさと溌剌とした果実感、洗練された酸が加わり、 
しっかりとした構造を成しています。 
今後さらに熟成し、複雑で奥深い味わいに変化していくでしょうが、 
現時点で非常に状態が良く、 
ワインとして一応の完成を見たと思える、緻密な味わいです。 
今回、おつまみ感覚で、ウォッシュタイプのダフィノワチーズと合わせましたが、 
ローストチキンやポークとも相性が良さそうです。 
皆さまも是非お試しください。 
 
 
それではまたお会いしましょう!