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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.152】アウトドアでソーヴィニヨン・ブラン

2022年5月30日

テイスティングレポート

こんにちは、神戸事務所の熊谷です。

5月もあっという間に終わりを迎え、まもなく梅雨の季節となりますね。
ゴールデンウィークは遠出もしなかったので、お天気のいい日に突然思い立ち、近所でお惣菜を買ってピクニックへ行きました。
ワインは何を持って行こうかと思案しながら、新緑も映える季節なのでロワールの白ワインを選びました。



SAUVIGNON 2020 DOMAINE DE LA GONORDERIE / IGP VAL DE LOIRE
ソーヴィニヨン 2020 ドメーヌ・ド・ラ・ゴノルデリ / IGP ヴァル・ド・ロワール
参考上代 ¥2,387(税込)
品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%



ドメーヌ・ド・ラ・ゴノルデリは、ロワール地方アンジュに本拠地を置く、
2011年にフランソワ・プリュムジョーと妻シェイラによって創業した比較的新しい家族経営のワイナリー。
フランソワはワインへの情熱を追求するために、有望なキャリアであった財務関連の職を辞めて
アンジュで栽培と醸造を学び、オーストラリアやボルドーの有名シャトーで働き幅広い知識と経験を積みました。
その後、長年の夢であった自らのワインを造るため、故郷であるロワールのアンジュに戻り、妻と共にドメーヌを興したという異色の経歴をもっています。

こちらのラベルに描かれたフェザーは軽やかでシルキーな質の高いワインをイメージしており、
ロワールヴァレーの真の味わいを世に広めるに、彼らは日々精力を注ぎ続けています。



外観は輝き、透明感のあるグリーンイエロー。
青りんごやレモン、ライムなどのシトラス系のフルーツに、
ロワールのソーヴィニヨン・ブランには比較的少ない、
パイナップルやトロピカルフルーツのような甘い香りも上がってきます。
パセリやチャービルなどのハーブの香り、
ミネラルからくるチョークのニュアンスも加わり、いろいろな香りを楽しめます。
口に含むときりっとしたフレッシュな酸が広がり、
豊かな果実味と心地よいハーブの香りが料理を引き立たせてくれます。
サーモンはもちろん、その他のデリ系のお惣菜との相性もばっちりでした。

ロワールのソーヴィニヨン・ブランと言えば、サンセールやプイィ・フュメ等3,000円を超えるものが多い中、
2,000円台で飲めるソーヴィニヨン・ブランは重宝します。

現在在庫は品薄ですが、2021ヴィンテージが来月入荷します。

キリっと冷やしたソーヴィニヨン・ブランはこらから暑くなる季節にもピッタリです。ぜひ一度お試しください。