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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズ Vol.32】まろやかでコクのある美味しいシャルドネ!

2020年2月03日

テイスティングレポート

皆さまこんにちは。事務の田中です。 
  
今日は、一昨年から取り扱いを始めた「トゥーロ・ジュイヨ」のワインをご紹介します。  
  
トゥーロ・ジュイヨは南ブルゴーニュのコート・シャロネーズ、メルキュレイの生産者。  
栽培では厳格なリュット・レゾネを採用しており、また、手摘み収穫後のケアもきめ細かく、  
実が潰れないように小さなケースに摘んだぶどうを入れて運び、選果は非常に厳しく、  
天然酵母による発酵、一部で樽発酵を実施するなど、さまざまな工夫を凝らしています。  
ぜひ知っていただきたい生産者です。   
  
一般にメルキュレイは赤ワインが多いですが、今日は白ワインをご紹介します。 
  
★Mercurey Lieu-Dit Les Chenaults Blanc 2017 Theulot Juillot  
 メルキュレイ・リューディ・レ・シュノー  トゥーロ・ジュイヨ 
 参考上代価格:4500円  
 
 
 
 
   
色合いは輝きのある麦わら色。かすかに黄金色のニュアンスもあります。 
恵まれた気候の賜物でしょうか。果実の非常によく熟した感じを見て取ることができます。 
  
   
 
香りはライム、グレープフルーツ、蜜入りりんご、パッションフルーツ、 
レモンカスタード、バニラ、カラメル香、水仙の花、チョーク… 
とても華やかで、同時に食欲を刺激される香りです。  
   
  
味わいは、アタックはあまり強くないですが果実の凝縮した甘味やミネラル感をしっかり感じます。  
それらとよいバランスを保っている酸は、相対的にではありますがやや控えめ。  
まろやかで柔和な印象ですが、樽香がアクセントになっていてコクがあり、とても複雑な味わいです。 
余韻が非常に長く、ボディはライトからミディアムボディといったところでしょうか。 
これはワインだけでも美味しいですし、お食事に合わせても楽しめるワインだと思います。 
  
今回は「キャベツとルッコラの塩バター鍋」に合わせてみました。  
先週、熊谷が「マコン・ヴィラージュとロールキャベツ」のペアリングを紹介しましたが、またキャベツですみません。  
キャベツ、今、安いのでつい…(;^ω^) 
  
鍋ですので作るのは簡単です。 
●キャベツとルッコラ、豚バラ肉の薄切りを土鍋に投入 
●お水とブイヨンの素かチキンスープの素を加えて煮る 
●煮えたら塩胡椒とバターで調味。完成 
●黒コショウをたっぷりと 
●お好みでお醤油やチューブにんにく、オリーブオイル、かんきつなどのアレンジもよし。 
  
 
 
  
こんな感じでしょうか。 
アレンジが効くのは要するに大した味付けをしてないから…と言えるかも(笑)  
私の場合、自分のお皿に取った後お醤油を少し足したらワインにぴったりでした。 
 
ワインがややしっかり目の味ですので、コクのある味の方がしっくり来ます。  
もしよかったら試してみてください。  
そしてその時は、こちらのトゥーロ・ジュイヨのワインもぜひご一緒によろしくお願いいたします(*^-^*)! 
 
 
  
では。  
まだまだ寒さが続きますが、今週も元気な1週間をお過ごしください!