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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズ Vol.35】グルナッシュの名手「ジャナス」のスタンダードキュヴェ

2020年3月02日

テイスティングレポート

皆様こんにちは。営業の馬渕です。 
本日は、シャトーヌフ・デュ・パプの優良生産者「ジャナス」から 
コート・デュ・ローヌ・ルージュをご紹介させていただきます。 
 
このワイン、テイスティングシリーズVol.12で弊社の久保が一度掲載させていただきましたが、 
この時は2017年ヴィンテージと焼き鳥のマリアージュでした。 
2017年は大変ご好評をいただきまして、完売御礼となりましたので 
今回は最新ヴィンテージの2018年を味わってみたいと思います。 
 
色調は、やや明るめで透き通ったガーネット色。 
新鮮なラズベリーやイチゴジャムのような華やかな香りが広がり 
程よくスパイス香も感じられます。 
味わってみると、それほど重いという印象はなく果実味豊かでとても飲みやすいです。 
ミネラル感があり、渋みはそれ程強くなく、酸も綺麗でとても上品です。 
入荷して間もなく半年になりますが、リリース当時よりもさらにバランスが良くなっている印象です。 
「ジャナス」はグルナッシュ種が得意の生産者ですが、このワインもグルナッシュ主体で 
シラー、ムールヴェードルなどのブレンドで造られています。 
ジャナスの魅力は、南のワインにありがちなアルコールが強く果実味たっぷりで濃いだけのものではなく 
ほんとうにエレガントで洗練されているんですよね。その証拠にシャトーヌフ・デュ・パプの上位キュヴェは 
毎年のようにワイン評点90P超えを連発しております。 
 
宅飲みでワインを楽しんでいましたが夕食の時間になり、本日はビーフシチューです。 
グルナッシュには、豚や羊肉を使った煮込み料理に良く合わせられますが、 
ビーフでもまったく違和感なしです。 
この日は寒い夜だったので、妙にローヌワインとビーフシチューが体に沁みました。 
 
 
まだまだ寒い日がつづくようですが、そんな日には是非このコート・デュ・ローヌを 
お試しください。焼き鳥も良いですが、煮込みとのマリアージュも最高です! 
 
 
コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2018 / ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス 
COTES DU RHONE 2018 / DOMAINE DE LA JANASSE 
参考上代 ¥2,670(税別)