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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.74】至福のヴォルネイ

2020年11月30日

テイスティングレポート

こんにちは営業の武田です。 
最近の私のおすすめといえばドメーヌ・ルージョです。 
昨年から取り扱いを始めた生産者で、ACブルゴーニュのクラスからとても完成度が高く、洗練された味わいが楽しめる、イチオシの生産者です。 
 
初回導入の2017年産ですっかりファンになった私は、2018年産の仕入れミーティングの際、ぜひACブル以外の赤ワインも仕入れたいと強く要望しました。 
ドメーヌのラインナップの中で特に惹かれたのがヴォルネイ・サントノでした。 
なぜならば、素晴らしい品質と感動したACブルゴーニュの畑が、このヴォルネイ・サントノ周辺の区画だったからです。 
 
 
今年9月末にようやく入荷した2018年産ヴォルネイ・サントノ。 
待ちに待ったこのワインを早速テイスティングしていきましょう。 
 
DOMAINE ROUGEOT VOLNAY 1ER CRU SANTENOTS 2018 
ドメーヌ・ルージョ ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・サントノ 
参考上代 14,330円(税別) 
 
 
 
香りはカシスやプラム、煮詰めたような果実感がありますが、同時にミネラル由来の清涼感があり、非常に洗練された印象。 
口に含むとクラクラするような密度の高い果実味が広がり、圧倒されます。 
ただし、あけっぴろげではなく、抑制された緊張感があり、艶やか。 
このドメーヌ特長でもありますが、味わいのピークがとにかく長く、口内をワインでコーティングされているかのようです。 
酸とのバランスも秀逸で、スタイリッシュ。 
至福の時間を過ごしました。 
 
 
ヴォルネイ・サントノのテロワールをしっかりと表現していて、改めてこの優れた生産者のワインを広く世に知らしめたいと思いました。 
皆様も是非お試しください。