NEWS・コラム

TASTING

【テイスティング・シリーズVol.82】パワーとボディが魅力。ラミアブルの新しいラインナップ。

2021年1月25日

TASTING

皆さまこんにちは。HP、SNS担当の田中です。 
寒い日が続きますがお元気ですか? 
  
非常事態宣言下の東京。少し帰りが遅くなると「軽くどこかでサクッと食べて帰るか!」ということも今はかなわず。 
静まった街を歩いていると、寒さも一入しみる気がします。 
   
そんな時には思い切ってお家でシャンパーニュを開けてみましょう! 
  
弊社取り扱いのシャンパーニュといえば、 
★ピエール・ジモネ (コート・デ・ブラン地区。シャルドネで作るスマートでエレガントなブラン・ド・ブラン) 
★J.ラサール (モンターニュ・ド・ランス地区。ふくよかかつバランスの取れたタイプ)が輸入量も多いのですが、 
今日ご紹介する「ラミアブル(ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区)」も大変人気があります。 
上の二人に比べますと輸入量が多くはないので、なかなかご案内できずすみません。 
こちらも本当に美味しく、最近キュヴェを一新しましたので、今、1押しです。 
今日はその中から「Terre D’Etoiles NV」をご紹介したいと思います。 
  
Terre D’Etoiles Grand Cru Brut ¥5,830-(税別) 
テール・デトワール・ブリュット 
  

 
使用品種はピノ・ノワール 60%、シャルドネ40%。 
今回ご紹介するロットでは、2017年収穫分をベースに40%のヴァン・ド・レゼルヴを使用しています。 
ドザージュは7.9g/ℓ のブリュットです。 
  
  
グラスに注ぎますとガス圧がやや高めなのか泡の勢いがよく、また非常に細かいです。 
液色は美しく明るい黄金色。緑の要素はありません。 
  
アロマは、蜜入りりんご、チェリー、フランボワーズをはじめ、ネクタリン、びわ、はちみつ、ブリオッシュなど非常に豊か。  
時間がたってさらに開いてくると、焼きリンゴやいちごの砂糖がけのような甘やかなニュアンスを感じるようになりました。  
味わいはややねっとりとした口当たり、凝縮していてピノ・ノワールからくるボディ、パワーが前面に出ています。 
果実の甘みも、酸やミネラルも高いレベルで拮抗していてスケールの大きい印象です。 
後味にほど良い苦みがあり何と言っても余韻が非常に長く続きます。 
 
一新されたキュヴェ、素晴らしいです。 
これが6,000円で買えるのは、かなりお買い得な感じがします。 
 
 
合わせるお料理は、せっかくシャンパーニュを開けるのだし…と思い、 
今はお店でゆっくりお食事をすることができないのでお店でテイクアウトをしました。 
牛ヒレカツと有機野菜の具沢山サラダ。カツにデミグラスソースを添えています。 
これがドンピシャでした。お食事のボリューム感とシャンパーニュがぴったり。 
非常に満足のいく、贅沢なひと時を過ごすことが出来ました。 
写真はまるでお誕生日のディナーのようですが、ただの木曜日です(笑)。 
美味しいもの、美味しいワインをいただくと、元気が出ますね。 
テイクアウト、本当にありがたいなと思いました。 
 

 
このテイスティングをして気付いたのですが、 
自粛生活が長くなり平常心で過ごしているつもりでも、実は少しずつ自分は元気を失くしていたような気がします。 
こうやって時々は自分に贅沢を許し、ワインを楽しんで、微々たるものですが飲食店を応援していきたいものです。 
 
 
 
皆さまも上手に気分転換をなさって、身も心もお元気にお過ごしくださいね。 
 
 
では、次回をお楽しみに!