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【テイスティング・シリーズVol.85】泡で楽しむ「牡蠣おこ」

2021年2月15日

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こんにちは。神戸営業所の金本です。 
2月になり世間では緊急事態宣言延長につき、外出自粛の中、愉しみはおうちご飯とワインという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?。 
 
私の住むエリアでは、1月~2月がよく太って食べ頃という瀬戸内の牡蠣が、出回ります。 
生や蒸し牡蠣も美味しいのですが、本日は牡蠣のお好み焼き(通称、牡蠣おこ)と合わせてクレマンドブルゴーニュを楽しみましたのをご紹介します。 
 

クレマン ド ブルゴーニュ アンドレ ボノム 
Cremant de Bourgogne 2017 Andre Bonhomme 参考上代¥4,170 
同価格の2018年が間もなく2021年2月17日~リリースです。 
使用葡萄はシャルドネ100%です。 
 

 
ドメーヌ・アンドレ・ボノムでは1996年以降、生産を取りやめていたクレマンを2006年から復活させました。 
泡はシャンパーニュ方式で造られ、きめ細やかな泡立ちです。 
石灰質ベースの白粘土質土壌の東向きの畑で植えられた樹齢50年のシャルドネから造られるこちらは年間平均生産本数3000本の貴重品です。 
手摘みされた葡萄は、天然酵母で発酵した後、ステンレスタンク40%と樽 
(10年物の樽使用で樽からは木の香りではなく、香りと味わいに焼菓子やバターのような複雑味を加えるために使われています。) 
樽での熟成は10カ月です。 
ドサージュは1g/Lでかなりの辛口仕立てです。 
瓶熟成は、12か月から18か月で、リザーブワインは使用しないため、採れた葡萄の年でヴィンテージ表示されます。 
BIOの認証もあります。 
 
 
口当たりはソフトでデリケート。 
香りは、シトラスや白桃やブリオッシュの香り。口に含むと豊かなミネラルが舌の上で転がります。すっきりとした辛口です。 
 
牡蠣おこは、大きな牡蠣が焼き過ぎて縮んでしまわないように、粉をまぶして先に炒めたのを作ってひっくり返す直前に乗せて焼きました。 
お好み焼きのサクサク感と泡がいいハーモニーで牡蠣のミネラル感とこちらのクレマンドブルゴーニュはとってもいい相性でした。 
皆様も是非、お試しくださいませ。