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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズ Vol.13】ロベール・シリュグ ブルゴーニュ・アリゴテ 2015

2019年7月01日

テイスティングレポート

こんにちは。 
 
最近は、語彙力をつけるべく読書がマイブームの小林です。 
先週末、本を読みながら飲んだ1本をご紹介いたします。 
 
ロベール・シリュグ ブルゴーニュ・アリゴテ 2015 
Robert Sirugue Bourgogne Aligote 2015 
参考上代¥2,830 
 


2015年は日照量に恵まれて果実味が豊かで評価の高い年。グレートヴィンテージ。 
アリゴテはブルゴーニュ地方において豊かな酸を持つ白葡萄。食前酒のキール(kir)によく用いられるそう。 
こちらは、主にブーズロンで生産される金色に熟す「アリゴテ・ドレ」古来の品種ではなく、「アリゴテ・ヴェール」の方。 
ブドウの房は緑色に熟し、フレッシュな酸が印象的な、いわゆるアリゴテらしいアリゴテの方です!  
 
さてさて、味わいは。 
色調:透明感のあるライムイエロー 
香り:レモン、グレープフルーツ、ミラベル、アカシア、蜂蜜など。 
味わい:透明感があり、爽やかで軽やかな果実味。 
アリゴテらしい酸が感じられますが、ヴィンテージの影響からか、酸の角が取れていて柔和な印象。 
複雑さがあるというより、朗らかで親しみやすいキャラクター。 
余韻には、はちみつレモンのような爽やかさが感じられます。 
2日目は、果実味のエキス分の集中度が増す印象で、蜂蜜のニュアンスを強く感じました。 
 
ペアリングとしては 
伝統的なフランス料理ジャンボンペルシエ(豚ハムとパセリのゼリー寄せ)や、 
繊細な味付けの和食など。 
青じそ、みょうが、わさび等の薬味にも寄り添ってくれるので、 
冷たいお蕎麦や、サラダそうめん等、カジュアルなランチシーンでもお楽しみいただけます。 
 
 
是非、一度お試し頂ければ幸いです。