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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズ Vol.33】ドメーヌ・ルージョ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・レ・ラムローズ 2017

2020年2月13日

テイスティングレポート

皆様こんにちは、営業の武田です。 
 
今回はブルゴーニュ地方、ムルソーのドメーヌ・ルージョからブルゴーニュ・ルージュをご紹介します。 
この生産者は、弊社の小林がブルゴーニュ・ブランを何度か紹介しておりますが、ルージュも非常に高いレベルでしたので、ぜひお試しいただきたく取り上げました。 
 
DOMAINE ROUGEOT BOURGOGNE PINOT NOIR LES LAMEROSES 2017 
ドメーヌ・ルージョ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・レ・ラムローズ 
参考上代 4,670円 
 

 
前出の白の時に小林からも説明がありましたが、ドメーヌ・ルージョはムルソーの自然派生産者で、2018年産より有機認証ワインとして出荷予定です。 
2017年も当然、有機農法で生産されており、酸化防止剤である亜硫酸もごく少量、瓶詰前に使用するだけです。 
そして、このレ・ラムローズの区画はムルソー北部に位置し、ヴォルネイに近い場所だそうです。 
ということはヴォルネイ・サントノの周辺ですね。期待が膨らみます。 
 
 
テイスティングしてみますと、ビオ独特の柔らかい香りが特長的で、バラや、赤系の果実、蜜のニュアンスもあります。 
色調は淡いですが、目の詰まった、広がりのある果実味があり、タンニンや酸がとがることもなく、エレガントで純粋な果実感を楽しめます。 
口に入れた瞬間から、余韻まで華やかな味わいが続き、非常に充実しています。 
まさに薄旨系で、弊社のブルゴーニュの生産者でいえば、ドメーヌ・ド・ラルロ。それもオリヴィエ・ルリッシュの時代に近いのではないかと思います。 
他の生産者のACブルゴーニュより少し高めかなと思いましたが、この品質であれば十分納得です。 
次回入荷予定のヴォルネイ・サントノも、是非飲んでみたいと思いました。 
 
 
引き続きこの生産者を追いかけたいと思います。次回をお楽しみに!