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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズ Vol.46】ブルゴーニュラヴァーに捧げるお手頃ワイン

2020年5月18日

テイスティングレポート

こんにちは 
営業の馬渕です。 
 
私、職業柄ブルゴーニュワインを飲む機会が多いのですが、昨今の価格高騰により 
お手頃価格で美味しいブルゴーニュワインにありつけるのが、ほんとうに難しくなったなと感じる今日この頃です。 
そこで本日おすすめさせていただきたいのがジュヴレ・シャンベルタンの名門ジョゼフ・ロティが造るコトー・ブルギニヨンです。 
以前にも2015年ヴィンテージをご紹介させていただいたのですが、先月2017年新着ヴィンテージが入荷しましたので 
さっそくテイスティングしてみたいと思います。 
 
 
JOSEPH ROTY 
COTEAUX BOURGUIGNONS 2017年 
 
ジョゼフ・ロティ 
コトー・ブルギニヨン 2017年 
参考上代 4,000円 
 

 
 
テイスティングシリーズVOL.42でも紹介されていましたが、 
現在の当主はピエール・ジャン・ロティ氏でドメーヌとして12代目となります。 
古典的という形容詞が最も良く似合うスタイルで、評論家やジャーナリストから高い支持を得ています。 
ジョゼフ・ロティのキュヴェの中では最もカジュアルなレンジであるコトー・ブルギニヨンは2012年よりグラン・オルディネールから名称変更。 
昔、ガメイ種が植えらてれいた畑を先々代のジョゼフ・ロティがピノノワールに植え替えてから造られはじめた、ピノノワール種100%のワインです。 
 
さっそく抜栓してみると、新鮮なストロベリーやチェリーなど赤系果実の香りが華やかに広がりフレッシュ感が漂います。 
味わいは、しっかりと果実味が凝縮しており、程よい厚みとミネラル感がしっかりと表現されています。 
幾分、酸味が主張しているところもありますが、全体的には均整が取れており、クオリティーは間違いなく他の著名ドメーヌが造るACブルゴーニュであります。 
 
今回は、あまりの心地良さでペースが早くなってしまい夕食を待たずして、ほぼ空けてしまいましたが 
次回は鶏肉のトマト煮込みやすき焼きなどに合わせて楽しみたいと思います。 
改めてブルゴーニュワインの素晴らしさを満喫できた1日でした!