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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズ Vol.36】天才オリヴィエ・ルリッシュの造る南仏ビオディナミワイン

2020年3月09日

テイスティングレポート

エイ・エム・ズィー営業の久保です。皆さまこんにちは。
新型コロナウィルスが暗い影を落としつつありますが、せめて家では美味しいワインを飲んで気持ちを盛り上げよう!
と、手にしたのが今回ご紹介するドメーヌ・デ・ザコルのシャペル 2013。

ドメーヌ・デ・ザコルはニュイ・サン・ジョルジュの超人気生産者、ドメーヌ・デ・ラルロで天才醸造家と謳われた、
オリヴィエ・ルリッシュが南仏アルデッシュの地で妻と始めたベンチャーワイナリーです。
ビオディナミ農法から造られるワインはフィネスがありエレガントなスタイル。
南仏アルデッシュのワインなのにブルゴーニュに似た、洗練された味わいです。

合わせた料理はポークチャップ(たまたまその日の夕食がそうでした…)。
ジューシーな豚肉と玉ねぎの甘味、ケチャップの酸味はこのワインにも含まれる要素。
マリアージュも期待できます。
 
 
ワイングラスに注ぐと香りは閉じ気味。
30分くらいでワインが開き、バラやカシス、チェリーやフランボワーズ、土などの様々な芳香が出てきました。
シルキーな口当たりで、凝縮した果実味、ミネラル、程よい酸が感じられ、同時にエレガントさも感じられます。
ポークチャップと合わせると、酸味と豚肉のジューシーさが見事に共鳴。
ますますワインが欲しくなるマリアージュでした。
 
 
今回はバックヴィンテージの2013年を飲みましたが、今週から2017ヴィンテージがリリースとなります。
現行ヴィンテージとバックヴィンテージの飲み比べなども面白いかもしれません。
ドメーヌ・デ・ザコルの美味しいワインを飲んで、みんなで気持ちを盛り上げていきましょう!

シャペル 2013
ドメーヌ・デ・ザコル

Chapelle 2013
Domaine des Acocoles

参考上代¥4,170-(税別)