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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.97】1年前と比較してみた <ドメーヌ・トマ・モレ>
2018 ブルゴーニュ・シャルドネ

2021年5月10日

テイスティングレポート

皆さまこんにちは。営業の久保です。 
読書や映画・ドラマ鑑賞、部屋の掃除や料理、あるいはDIYなど。 
おうち時間の過ごし方もいろいろかと思いますが、夜になったら美味しいワインと食事を楽しみたい。 
そんな時にピッタリのワインをご紹介させて頂きます。 
 
Domaine Thomas Morey 
2018 Bourgogne Chardonnay 
ドメーヌ・トマ・モレ 
2018 ブルゴーニュ・シャルドネ 
参考上代¥5,000-(税別) 
 
このキュヴェは主にシャサーニュ・モンラッシェのコミューンに位置する区画の葡萄から造られています。 
手摘み収穫され、圧搾後、タンクで自然酵母によって発酵させ、基本的に旧樽で1年程度熟成されます。 
 
ちょうど1年前にもこのワインのテイスティングを書かせて頂きましたが、今回は1年前と比較してワインがどう変化しているのか試したいと思い抜栓しました。 
因みに1年前の記事はこちら ↓ ↓ ↓
 

 

父ベルナール・モレが2005年に引退すると、彼の息子であるトマとヴァンサンが2007年までドメーヌを運営し、 
その後、友好的に畑を分割しそれぞれの名前でドメーヌを設立。 
トマは自らのドメーヌと並行して、2007年から2009年までDRCのモンラッシェの栽培責任者を担当しました。 
その経験は当然自らのドメーヌにも反映され、得られるすべての要素を余すことなく表現したワインを造ります。 
近い将来、ブルゴーニュを背負って立つであろう、次世代スター生産者ともいうべきヴィニュロンです。 
 

 
前回同様、今回もシンプルにカマンベールをスタンバイ。 
ワインをグラスに注ぐと1年前はしばらく閉じ気味だった香りも、今回はすぐに白い花や蜂蜜、ミネラル、ナッツなどのアロマが感じられます。 
時間が経つごとに香りのスケール感が大きくなり、期待がさらに膨らみます。 
 
口に含むと、2018ヴィンテージらしい凝縮した果実味の厚みが感じられ、粘性の高い液体が口蓋に広がります。 
1年前よりさらに酸はエレガントさを纏い、奥行きのあるミネラル感とのバランスは秀逸。 
樽感も程よくワインになじみ、より一体感のある仕上がりになっていました。 
 
入荷から1年経って飲むと、ワインとして大人になった印象。 
全体的にまとまりが出てきて、しっとりとした質感も出始めてきています。 
入荷仕立ても美味しいですが、ポテンシャルが高いワインですので1年後、2年後、3年後…と飲み比べるのも面白いかと思います。 
 
前回も書きましたが、個人的にはこのワインを飲むと時間の経過がゆっくりと感じられ、至福の時間が訪れます。 
是非トマ・モレのワインで至福のおうち時間をお過ごしください。 
 
 
久保