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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.96】さすがに美味いボノムの人気キュヴェ!

2021年5月03日

テイスティングレポート

みなさまこんにちは。 
営業の馬渕です。 
 
今回ご紹介させていただくのは、
テイスティングレポートでも度々取り上げているマコネーのトップ生産者のひとつ「アンドレ・ボノム」から 
ヴィレ・クレッセ“オール・クラッセ”2018。こちらを前菜3種と合わせて味わってみたいと思います。 
 
 
ANDRE BONHOMME VIRE CLESSE “HORS CLASSE” 2018 
アンドレ・ボノム ヴィレ・クレッセ“オール・クラッセ” 
参考上代 4,500円 
 
 
“オール・クラッセ”は平均樹齢75年~95年(1930年代がメイン)で、除梗なし、樽熟のみの新樽比20%、 
18~20か月熟成。2018年産は昨年11月に600本入荷しましたが、現在は残り僅かの在庫となっています。 
アンドレ・ボノムの数あるキュヴェの中でも、最も人気があり 
真っ先に完売してしまう商品のひとつでもありますのでお早目にチェックしていただけると幸いです。 
 
 
それでは、テイスティング開始です。 
グラスにワインを注ぐと、きらきらとした透明感のあるゴールド。 
香りはボノムの特徴である豊かなミネラルと、綺麗な酸、2018年ヴィンテージの特徴なのか果実の主張が強く 
パッションフルーツや、マンゴーなどのトロピカルなニュアンスと嫌味のない樽感、とにかくバランスが素晴らしく整っています。 
口に含みますと、とても華やかでフルーツの甘みが蜂蜜のように感じられ、複雑で深みのある余韻が堪能できます。 
「これは、めちゃくちゃ美味い!」今回も見事に期待に応えてくれたかたちで思わず唸ってしまいました。 
 
ワインと合わせた前菜は3種、ハムとたけのこのフリッタータ、新玉葱とハムのマリネ、魚介のマリネ。 
特に、新玉葱とハムのマリネとは絶妙な組み合わせで、 
新玉葱の程よい甘さに豊かな果実味と新樽からくるヴァニリンな甘さとがとても相性良く感じられました。 
 
現醸造責任者のオレリアン・パルテ氏は故アンドレ・ボノムの孫にあたる人物です。 
彼は非常にアグレッシブでワイン造りに対して人一倍情熱をもって接しています。 
その証拠にここ数年、新しいキュヴェを毎年のようにリリースしており、今年もヴィレ・クレッセ“レ・カール”という商品を送り込んできました。 
今後ますます目の離せないアンドレ・ボノムのワインを是非一度お試しくださいませ。