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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.142】春野菜と桜と白ワインと

2022年3月21日

テイスティングレポート

営業の久保です。皆さまこんにちは。 
桜のつぼみもふっくらしてきて、そろそろ開花のニュースも聞こえてきそうですね。 
今日はお花見にぴったりのワインのご紹介です。 
 
ドメーヌ・タタン 
カンシー・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020 
Domaine Tatin  
Quincy Cuvee Vieilles Vignes 
参考上代¥4,400-(税込) 

カンシーはフランスのロワール地方サントル・ニヴェルネ地区にあるアペラシオンです。 
近隣のサンセールは世界的にも知名度が高く、近年価格が高騰していますが、同じテロワールを持つカンシーは 
知名度こそサンセールには及びませんが、良質なソーヴィニヨン・ブランの産地として注目されつつあります。 
 
ドメーヌ・タタンはカンシー地区とルイィ地区に畑があり、現在はジャン・タタン(現当主)と娘のマルシアでワイン造りをしています。 
マルシアの夫は料理人でもあり、日頃から料理とワインの相性を追求しています。 
 
 

 
ワインはミネラル感があり、清涼感のある綺麗な酸と凝縮感のある果実味、そしてほろ苦さと爽やかさがあります。 
バランスも秀逸で骨格もしっかりとあり、ポテンシャルの高さが感じられます。 
 
このワインには春野菜のタラの芽やアスパラガス、タケノコの天ぷらなどが相性抜群。 
唐揚げや白身魚のフライにもピッタりです。 
 
ここ数年はお花見もしづらい世情ですが、満開の桜の花の下で、このカンシーと春野菜の天ぷらのマリアージュを 
早く楽しみたいですね。