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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズ Vol.29】ブルソのブルピノ!

2020年1月06日

テイスティングレポート

皆様こんにちは。営業の馬渕です。 
本日は、シャンボール・ミュズィニー村に本拠を構えるブルソ・ペール・エ・フィス 
ブルゴーニュ・ピノノワール2017をご紹介させていただきます。 
 
 
ブルソ家はシャンボール・ミュズィニーで長く続く生産者で、現在14代目になります。 
畑は拠点のシャンボールを中心にジュヴレ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネ、 
ニュイ・サン・ジョルジュやヴォルネイなどを所有しています。 
最上位キュヴェはシャンボール1級畑のレ・フュエで0.65ha所有しており、 
平均樹齢75年の古木から深みのある素晴らしいワインを生み出しています。 
その他の畑の樹齢も40年~60年と古く、複雑な味わいでポテンシャルの高いものばかりです。 
 
今回は、そのブルソが造るブルゴーニュ・ピノノワール2017年新着ヴィンテージをテイスティングしてみました。 
私がブルソに対するイメージは樽感が強く、タンニンしっかりめで、ある程度熟成させないと飲みづらいなという印象がありました。 
しかし、この2017年はフレッシュな赤系果実の香りと樽香のバランスが非常に良く、とても華やかです。 
タンニンと酸はちょっと強めですが、時間の経過とともにワインに溶け込んで、質感のきめ細かいシルキーな味わいに変化してきました。 
2日目はさらに穏やかなエレンガントピノを楽しめること間違いなしです。 
 
 
エイエムズィーとして正規取り扱い2年目のドメーヌですが、次世代を担う優良生産者のひとつであり、 
人気ドメーヌが集中するシャンボール・ミュズィニー期待の星です。 
クラシカルなスタイルでとても美味しいので是非一度お試しください。 
 
 
BOURSOT PERE & FILS 
BOURGOGNE PINOT NOIR 2017年 
 
ブルソ・ペール・エ・フィス 
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2017年 
参考上代: 4,330円