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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズ Vol.45】溌溂としたクレマン・ド・ブルゴーニュはフリットと一緒に!

2020年5月11日

テイスティングレポート

皆さまこんにちは。 
Web・SNS担当の田中です。 
元気でStay Home、頑張っていらっしゃいますか? 
きっともう少しの辛抱。日々の楽しみを見つけながら皆で乗り切りましょう。 
     
日々の楽しみと言えば「スパークリングワインを楽しむひと時」は、より一層気分が上がる気がしますよね。 
今日はブルゴーニュ地方のマコン地区で作られたスパークリングワイン「クレマン・ド・ブルゴーニュ」をご紹介します。 
  

ワイン:Cremant de Bourgogne 2017(クレマン・ド・ブルゴーニュ 2017年) 
生産者:Andre Bonhomme(アンドレ・ボノム) 
価格:¥4,170- (参考上代/税別) 
 
 
フランスのスパークリングワインといえばシャンパーニュが有名ですが、他に「クレマン・ド・〇〇〇(地方名)」と「ヴァン・ムスー」があり、また「ペティヤン」と呼ばれる微発砲のものもあります。 
クレマンを名乗るにはシャンパーニュと同じく「瓶内で2次発酵を行い」、またシャンパーニュよりは短いものの「9か月以上熟成させる」というのが条件でして、これはいわばシャンパーニュに次ぐ高級スパークリングワインと言っていいでしょう。 
   
生産者アンドレ・ボノムはブルゴーニュの南、マコネ地区のヴィレ村で主に白ワインを生産する小さなドメーヌ(ワイナリー)です。 
畑面積はわずか6.0ha程度ですがそこから生み出されるワインはいずれも評価が高く、世界中のレストランで引っ張りだこ。 
今日ご紹介するクレマン・ド・ブルゴーニュも入荷するたびにパッ!と失くなってしまう人気のワインです。ぜひ皆さまにも楽しんでいただきたいです。 
 
    
 
このクレマンを、お天気の良い昼下がりに旬の野菜とシーフードのフリットに合わせてみました♪♪  
ワインは明るく輝きのあるゴールド。やや黄色味が強く、太陽を反射してきらめきます。 
写真では少し暗めになっていますが、グラスの中でキラキラして泡も細かに立ち上っています。 
 
   

 
アロマは豊かでグレープフルーツ、レモン、りんご、洋ナシ、ヘーゼルナッツ、シナモン…爽やかで香ばしく食欲をそそる香り。 
口に含むと旺盛できめ細やかな泡がジュワッと弾け、爽快な酸と濃厚でフレッシュな果汁を感じます。 
甘みも酸同様に豊かで力強いです。 
フレッシュであると同時にふくよかさがあり複雑な印象。後味に苦みがあり、後々までスタイルがまったく弛みません。 
余韻が長く、グラスをゆっくりと楽しむことができます。 
  
フリットとの相性はもちろん最高。 
カジキマグロ、エビ、ホタテといった魚介のうま味は濃いめのスパークリングワインとバランスがよいですし、アスパラガスの青っぽさやタケノコの苦みとも非常によく調和しています。 
そしてきめ細かな泡や爽やかな酸味はフリットのサクサクモコモコした衣の油をシュワッと洗い流してくれます。 
分かっていたけど、とても良い組み合わせ。超太鼓判!! 
 
 
   
ベランダから青空を見上げながら5月の風を感じ、スパークリングワインを楽しむひと時。 
ここ最近色々なことを踏ん張ってきたご自分に、たまにはご褒美をどうぞ♪ 
 
 
それでは皆さま 
どうぞお元気でお過ごしくださいませ。