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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.170】人気産地の底力を思い知らされました!期待以上の1本!!

2022年10月10日

テイスティングレポート

皆さんこんにちは。営業企画の武田です。
本日は、飲み頃ワインを数多く所有する稀有な生産者、ルモワスネより、こなれた人気産地をご紹介します。

 

REMOISSENET PERE ET FILS ルモワスネ・ペール・エ・フィス
GEVREY CHAMBERTIN 2017
ジュヴレ・シャンベルタン
税込参考上代 14,850円(税込)

 

ルモワスネ
ルモワスネ経営責任者ベルナール・ルポルト氏

 

 

価格高騰著しいブルゴーニュワインですが、それでも満足感を得られる味わいのしっかりしたワインは、
売れ行きが鈍ることもなく良く売れています。
こちらもそんなワインの一つで、飲食店様を中心にご好評いただいています。
ルモワスネ社は、19世紀にブルゴーニュ地方の中心地ボーヌに設立された歴史ある生産者。
造ったワインをすぐに販売するのではなく、
飲み頃になるまで自社の地下セラーで熟成させる稀有なスタイルで人気を博しています。
ジュヴレ・シャンベルタンには村名格の畑、シャン・シュニ、プレソニエール他、
いくつかの区画を合計2.6ha所有しています。
前年の2016年が極端な収量減となった分、2017年は天候に恵まれ、病害もなく、
品質、収量ともに例年を上回る生産者歓喜の年となりました。

 

それではテイスティングしてまいりましょう!
プラムやミント、パッションフルーツの甘やかな香りと、スパイシーな要素があり、大柄な構成を感じます。
こなれているので、香りの中で樽感やピノ・ノワールの鉄っぽいニュアンスが目立つことなくエレガントに調和しています。
いつまでも香っていたい、うっとりする芳香です。



口に含むと、まず豊かな果実味が広がり圧倒されます。
アルコール、酸、タンニンも感じますが、液体に溶け込んでいて一体感のある味わいになっています。
2017年らしくピュアで、柔らかく、果実感の強いワインに仕上がりました。
ワイン会だったので1杯しか飲んでいないのですが、
1本じっくり楽しみたいと思わせてくれる素晴らしいワインでした!

 

それではまたお会いしましょう!