皆さん、こんにちは。
営業の蒋です。
今年も残すところ1ヵ月弱となりましたが、
年末のご予定はお決まりでしょうか?
さて、今回ご紹介するワインは、ロワール地方の生産者であるフロリアン・ロブランです。
ワイン名:コトー・デュ・ジェノワ ルージュ シャン・ジボー 2018
生産者:フロリアン・ロブラン
ブドウ品種:ピノ・ノワール80%、ガメイ20%
参考上代:¥3,500(税別)
こちらのフロリアン・ロブランが所在するコトー・デュ・ジェノワですが、
あまり知られていないので、少しご説明させていただきます。
コトー・デュ・ジェノワはロワール地方サントル・ニヴェルネ地区にあり、
同地区でも最も広大な面積を誇るワイン産地の1つです。
ロワールと言えば、サンセールやプイィ・フュメなどが挙がってきますが、
コトー・デュ・ジェノワの白ワインや赤ワインも決して負けていません。
そこで今回、コトー・デュ・ジェノワ ルージュ シャン・ジボー 2018を、
食卓に並んだカツオのお刺身と共に愉しませていただきました。
ワインは、少しヒンヤリとした温度帯で味わいました。
香りはアメリカンチェリーや、赤スグリなどを思わせるようなチャーミングな印象。
口に含むと、ベリーが広がり優しいタンニンとミネラルがバランス良くまとめてくれる。
ワインに合わせるカツオは、ミョウガと生姜のアクセントと共に、私の大好きなポン酢で頂きました。
カツオの鉄っぽさをピノ・ノワールとガメイの併せ持つ甘味で見事に調和してくれます。
生臭さなども際立つ事なく、最後まで美味しくいただく事が出来ました。
ワインは、グラスの形状や温度などで香り、味の感じ方が変わってきますので、
是非色々なお楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
それではまたお会いしましょう!
【テイスティング・シリーズVol.73】カツオとワイン
2020年11月23日
テイスティングレポート