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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.79】あけましておめでとうございます

2021年1月04日

テイスティングレポート

2021年明けましておめでとうございます。 
本年もよろしくお願い申し上げます。 
 
営業部 春菜が新年にお勧めしたいワインは、 
ジュヴレシャンベルタン村で400年続く 
老舗名門ドメーヌ「ジョゼフ・ロティ」です。 
 
 
DOMAINE JOSEPH ROTY 
BOURGOGNE ROUGE CUVEE DE PRESSONNIER 2017 
 
ドメーヌ・ジョゼフ・ロティ 
ブルゴーニュ・ルージュ “キュヴェ・ド・プレソニエール” 2017 
参考上代 ¥5,330 
 
 


 
 
あれっ値段高いかな、と思われがちなのですが、 
これは単なるブルゴーニュ・ルージュではありません! 
 
この「プレソニエール」、 
法改正のあった1994年まではずっと「ジュヴレシャンベルタン」としてワインをリリースしていたんです。 
つまり、ジュヴレシャンベルタンと言っても過言でない 
ハイレベルのブルゴーニュクラスのワイン。 
なるほど、ワインの味わいに土地のポテンシャルがしっかりと表現されております。 
 
 
香りは黒系果実プラス赤果実でブラックベリーやチェリー。 
樽香しっかりで甘やかなクッキーのような心地よい香り。 
味わいは、キュッと引き締める酸、透明でクリアーに伸びていく果実味、 
舌に残る果実のボリューム感。 
最初は香りが閉じていたが、だんだんフラワリーで華やかな要素も加わります。 
 
 

 
 
晩御飯のメニューは、鶏手羽を甘辛く濃厚に煮込んだもの。 
果実の「透明感」と「凝縮感」この2つが共存しているプレソニエールと、 
料理との相性はばっちりでした。 
 
なお、残ったワインを2日目・3日目に飲んだのですが、 
酸は穏やかになり、代わりに甘みがぐんと拡がり、至福のひと時を味わうことができました。 
美味しいと思ったワインは一気に飲まずに、 
時間をかけて数日間飲むのも楽しいものですね。 
 
 
ジュヴレシャンベルタン村の老舗名門ドメーヌ「ジョゼフ・ロティ」 
ブルゴーニュ・ルージュ “キュヴェ・ド・プレソニエール” 2017 
ぜひお試し下さい!!