こんにちは、神戸事務所の熊谷です。
5月もあっという間に終わりを迎え、まもなく梅雨の季節となりますね。ゴールデンウィークは遠出もしなかったので、お天気のいい日に突然思い立ち、近所でお惣菜を買ってピクニックへ行きました。 ワインは何を持って行こうかと思案しながら、新緑も映える季節なのでロワールの白ワインを選びました。
SAUVIGNON 2020 DOMAINE DE LA GONORDERIE / IGP VAL DE LOIRE ソーヴィニヨン 2020 ドメーヌ・ド・ラ・ゴノルデリ / IGP ヴァル・ド・ロワール 参考上代 ¥2,387(税込) 品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%
ドメーヌ・ド・ラ・ゴノルデリは、ロワール地方アンジュに本拠地を置く、2011年にフランソワ・プリュムジョーと妻シェイラによって創業した比較的新しい家族経営のワイナリー。フランソワはワインへの情熱を追求するために、有望なキャリアであった財務関連の職を辞めてアンジュで栽培と醸造を学び、オーストラリアやボルドーの有名シャトーで働き幅広い知識と経験を積みました。その後、長年の夢であった自らのワインを造るため、故郷であるロワールのアンジュに戻り、妻と共にドメーヌを興したという異色の経歴をもっています。
こちらのラベルに描かれたフェザーは軽やかでシルキーな質の高いワインをイメージしており、ロワールヴァレーの真の味わいを世に広めるに、彼らは日々精力を注ぎ続けています。
外観は輝き、透明感のあるグリーンイエロー。青りんごやレモン、ライムなどのシトラス系のフルーツに、ロワールのソーヴィニヨン・ブランには比較的少ない、パイナップルやトロピカルフルーツのような甘い香りも上がってきます。パセリやチャービルなどのハーブの香り、ミネラルからくるチョークのニュアンスも加わり、いろいろな香りを楽しめます。口に含むときりっとしたフレッシュな酸が広がり、豊かな果実味と心地よいハーブの香りが料理を引き立たせてくれます。サーモンはもちろん、その他のデリ系のお惣菜との相性もばっちりでした。
ロワールのソーヴィニヨン・ブランと言えば、サンセールやプイィ・フュメ等3,000円を超えるものが多い中、2,000円台で飲めるソーヴィニヨン・ブランは重宝します。
現在在庫は品薄ですが、2021ヴィンテージが来月入荷します。
キリっと冷やしたソーヴィニヨン・ブランはこらから暑くなる季節にもピッタリです。ぜひ一度お試しください。
【テイスティング・シリーズVol.152】アウトドアでソーヴィニヨン・ブラン
2022年5月30日
テイスティングレポート