こんにちは。
最近は、語彙力をつけるべく読書がマイブームの小林です。
先週末、本を読みながら飲んだ1本をご紹介いたします。
ロベール・シリュグ ブルゴーニュ・アリゴテ 2015
Robert Sirugue Bourgogne Aligote 2015
参考上代¥2,830
2015年は日照量に恵まれて果実味が豊かで評価の高い年。グレートヴィンテージ。
アリゴテはブルゴーニュ地方において豊かな酸を持つ白葡萄。食前酒のキール(kir)によく用いられるそう。
こちらは、主にブーズロンで生産される金色に熟す「アリゴテ・ドレ」古来の品種ではなく、「アリゴテ・ヴェール」の方。
ブドウの房は緑色に熟し、フレッシュな酸が印象的な、いわゆるアリゴテらしいアリゴテの方です!
さてさて、味わいは。
色調:透明感のあるライムイエロー
香り:レモン、グレープフルーツ、ミラベル、アカシア、蜂蜜など。
味わい:透明感があり、爽やかで軽やかな果実味。
アリゴテらしい酸が感じられますが、ヴィンテージの影響からか、酸の角が取れていて柔和な印象。
複雑さがあるというより、朗らかで親しみやすいキャラクター。
余韻には、はちみつレモンのような爽やかさが感じられます。
2日目は、果実味のエキス分の集中度が増す印象で、蜂蜜のニュアンスを強く感じました。
ペアリングとしては
伝統的なフランス料理ジャンボンペルシエ(豚ハムとパセリのゼリー寄せ)や、
繊細な味付けの和食など。
青じそ、みょうが、わさび等の薬味にも寄り添ってくれるので、
冷たいお蕎麦や、サラダそうめん等、カジュアルなランチシーンでもお楽しみいただけます。
是非、一度お試し頂ければ幸いです。
【テイスティング・シリーズ Vol.13】ロベール・シリュグ ブルゴーニュ・アリゴテ 2015
2019年7月01日
テイスティングレポート