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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.57】ピュリニーの名手ポール・ペルノが造る高品質ACブルゴーニュ

2020年8月03日

テイスティングレポート

皆さまこんにちは。営業の久保です。 
今年は梅雨の時期が長く、いつ明けるのかと思っていたら、窓の外からミーンミンミンとセミの鳴き声。 
このテイスティング・シリーズがアップされるころには梅雨も明け、スカッとした夏が来ていることを願いながら書いています。 
スパークリングワインや白ワインがより美味しく感じられるこの季節。 
今回はワイン評論家マットクレイマー氏をして「ピュリニーの王座をルフレーヴと競うドメーヌになるだろう」と言わしめた
ポール・ペルノのエントリー・キュヴェをご紹介します。 
 
Domaine Paul Pernot 
2018 Bourgogne Cote d’Or Chardonnay 
ドメーヌ・ポール・ペルノ 
2018 ブルゴーニュ・コート・ドール・シャルドネ 
参考上代¥4,170-(税別) 
 
このキュヴェは2018年産よりBourgogne ChardonnayからBourgogne Cote d’Or Chardonnayに名称変更。 
他の南部のエリア(シャロネーズやマコネ等)と区別するため、コート・ドールの名を入れたそうです。 
 
 
 

 
ワインのお供には惣菜屋さんで買った夏ダコのマリネと生ハムのマリネの2種類を用意。  
夏っぽいおつまみに冷えた白ワインでテンションが上がります。 
 
ワインをグラスに注ぐと、すぐに白い花や洋ナシ、蜂蜜、トースト、ナッツ、鉱物などの芳香が広がります。 
口に含むと、2018年らしくファットな果実味。 
きれいで穏やかな酸があり、ペルノらしい豊かなミネラル感があります。 
粘度が高く厚みのある果実味で、旨味もあり、線の長い余韻が印象的です。 
まさに「ワンランク上を行くACブルゴーニュ」の名に違わない仕上がり。 
マリネの酸味との相性も抜群で、一足先に夏気分に浸れました。 
 
入荷したては大人しい印象ですが、入荷後半年を経過するとさらに良くなるのがポール・ペルノの特徴。 
今飲んで美味しく、もちろん熟成も可能なワインです。 
今回ご紹介のワインは2018年産ですが、2019年産は霜の影響で例年の70%減となりました。 
グレートヴィンテージかつ飲み頃の2018年産の在庫がございますうちにストックをおすすめいたします。 
是非お愉しみください! 
 
久保