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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.240】ロワールの次世代若手醸造家

2024年3月12日

テイスティングレポート


シャトーゴードレル白ワインレエフェメールシュナンブラン


こんにちは!営業担当の南です!
少し暖かい日も増えてきて、梅の花の良い香りが漂っておりますね!!

さて、今回ご紹介するのはこちら

CHATEAU GAUDRELLE
シャトー・ゴードレル
2021 LES EPHEMERE / PIERROT LA LUNE “VIN DE FRANCE”
レ・エフェメール/ピエロ・ラ・リュヌ
参考上代(税込) ¥6,600
セパージュ:シュナン・ブラン
栽培:ビオロジック
認証:AB,EURO LEAF



シャトーゴードレル白ワインレエフェメールシュナンブラン


シャトー・ゴードレルは昨年10月より販売を開始いたしました、
新井順子さんセレクトのナチュラルワイン生産者のうちの1つです!
親子二代でとても素敵なワインを造られています。
お父さんは前オーナーより代わった際にBIOに切り替えました。
2020年より息子のエミール氏が引き継いだ時よりビオディナミに変えていっているのです。

今回ご紹介するのは息子さん、エミール氏の新プロジェクトのキュヴェです!!
手摘み収穫のシュナン・ブランをすぐにプレスし、半分をステンレスタンク、半分は樽で熟成しており、
こちらのキュヴェは澱引きをしていないのですが濁っておらず、ワインのうま味だけを抽出しています。
酸化的なワインですが、マイナスなイメージではなくシェリーなどにもある
産膜酵母の香りでワインにより深みをもたらしていると思います。



シャトーゴードレル白ワインレエフェメールシュナンブラン


以下テイスティングです。

外観の印象は輝きのあるイエロー。
香りは熟したリンゴやグレープフルーツ、少し揮発性のあるナチュラルワインらしい香りがあります。
口に含むと、豊かな果実感と、しっかりとした酸があり、酸が味わいを引き締めてくれます。
今飲んでも大変美味しいのですが、熟成のポテンシャルがとてもあるので寝かせてみるのもお勧めです!!

シャトーゴードレル白ワインレエフェメールシュナンブラン
今回合わせた料理はしめ鯖とカブのサラダ仕立てです。
複雑な香りとしっかりとした酸があるのでしめ鯖とカブのお酢につけたものと合わせていただきました!!

お料理の絶妙な酸味とワインの酸がぴったり合っており、根菜とこちらのワインは特に相性がいいのではないかと感じました。
お漬物や発酵食品のうま味とこちらのワインのうま味を合わせてもお勧めです!!
香りを楽しめばと楽しむほど癖になる香りだなと思いました。


是非こちらのロワールの次世代を担っていかれる若手醸造家のナチュールもお楽しみください!!