BOURGOGNE/ブルゴーニュブルゴーニュ地方の生産者のご紹介
Domaine ROLAND LAVANTUREUX / ローラン・ラヴァントゥルー
生産者名 | Domaine Roland Lavantureux |
生産者名(カナ) | ドメーヌ・ローラン・ラヴァントゥルー |
所在地(村) | シャブリ リニョレル /Chablis Lignorelles |
当主名 | ローラン・ラヴァントゥルー / Roland Lavantureux |
栽培責任者 | アルヌー・ラヴァントゥルー / Arnoux Lavantureux |
醸造責任者 | アルヌー・ラヴァントゥルー / Arnoux Lavantureux |
所有畑とその広さ | 全体で20.0ha |
栽培品種 | 【白】シャルドネ |
栽培方法 | リュット・レゾネ |
HPアドレス | http://chablis-lavantureux.fr/ |
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ローラン・ラヴァントゥルーはボーヌのワイン学校で学んだ後、1978年シャブリの中心街から北西に約10km離れたLignorelles(リニョレル)の町にドメーヌを設立しました。
以前からぶどう栽培は行っていましたが農作物のひとつに過ぎず、ローランの祖父母がシャブリの典型的な132Lの樽(フィエット)でワインを造っていましたがほとんどは家族や友人用でした。
ローランは受け継いだ僅か5.0ha程度の畑からドメーヌを始め、妻ブリジットと共に広げ、20.0haを超えるまでになりました。
現在はローランの二人の息子がドメーヌを引き継いでいます。兄Arnaud(アルノー)は主に栽培と醸造を担当し、弟David(ダヴィッド)は主にマーケティングやセールスを担当しています。
2012年にはドメーヌの今後のさらなる拡大の為に地下セラーの拡張などにも着手しています。今後、兄弟の母方祖父母によって造られたドメーヌを引き継ぎ、シャブリに近いアペラシオンで樹齢50年を超えるブルゴーニュ・エピヌイユ(Epineul)とブルゴーニュ・トネール(Tonnerre)が2020年以降に加わる予定です。
またシャブリの1級畑ヴォー・ド・ヴェイを新たに購入するなどバリエーションを増やしています。
彼らが栽培時に優先している点は土壌で生物の多様性を維持し、テロワールの個性を正確に表現し、健全で成熟したぶどうを手で丁寧に収穫すること。
その為に畑全体を耕して空気を送り込み、土中の生命活動を活発にし、ぶどうの根がシャブリ特有のキンメリジャン地層から十分なミネラルやフィネスを自然に得られる手助けをすることを心掛けています。
醸造においてはそれぞれのテロワールの違いを明確にし、それをキュヴェの個性として正確に表現できるように心掛けています。
オーク材新樽と旧樽の比率やステンレスタンクとの比率も年によって最適な割合を導き出し、丁寧に一切の妥協のない仕込みをしています。
アルノーとダヴィドがドメーヌを受け継いでから、古き良き伝統を受け継ぎながら若い感性によって洗練されたミネラル感とフィネスがより現れたワインが高く評価されています。
彼らはブルゴーニュで若手優良生産者に贈られるTROPHÉE JEUNES TALENTS(トロフェ・ジューヌ・タレント)を2016年、2017年の2年連続受賞するなど、今、最も注目を集めている若手生産者となっています。