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生産者の話

【お知らせ】2020年ボージョレー・ヌーヴォーのご案内

2020年8月04日

生産者の話

皆さまこんにちは。やっと夏本番ですね。 
今年は『いつもと違う夏』になりそうですが、代わりにクーラーの効いた涼しいお部屋でワイングラスを傾けご家族でゆっくりとすごしてくださいませ。  
  
今日は、気が早いですがボージョレー・ヌーヴォーのご案内をいたします。  
今年は11月19日(木)解禁です。   
毎年ご好評いただいている「グリフェのヌーヴォー」を、今年も弊社が独占で輸入販売いたします。  
すごく有名な生産者というわけではないのですが、店頭での売れ行きが大変好調なので毎年足りなくなるのですよね。スミマセン…。酒販店様向けにただいまご予約を承っておりますのでお早目にご検討ください。 
  
   
★☆グリフェのヌーヴォーについて☆★ 
 
ヌーヴォーのコンテスト「トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー」で金賞・銀賞の常連“ドメーヌ・レ・グリフェ”。  
家族経営の小さなドメーヌですがヴィニュロンのピエール・デュルディリの家は10代以上にわたってワイン造りをしてきた家系です。醸造学校卒業後、アルザスでの修行を経て実家に戻ってワイン造りを始めました。自然を尊び、「ワインは我が子」の気持ちでテロワールの個性や可能性を引き出すことに情熱を燃やしています。   

一番左と一番右の写真がピエール・デュルディリさんです。いかにも素朴で優しそうな方です。

彼の畑は様々な野生のハーブが生え、それらは浸食による土壌のダメージを抑えたり害虫からぶどうを守ったりと、重要な働きをしています。有機肥料を使っていますがその使い方も注意深く行いなるべく人為的な介入を避けています。当然ながら畑仕事はすべて手作業で行っています。  
   
醸造に関してはむしろ最新の知識を駆使し、所有する多くの区画ごとに別々にタンク醸造します。後にエナメルタンクに移され貯蔵されそれからブレンドされます。特に優れた区画はフードル(大樽)で貯蔵され、それもブレンドに使用されるとのこと。  

デリケートに気遣いをし、その個性と可能性を存分に引き出したボージョレー・ヌーヴォーはフルーティーで濃密。しなやかでスムースな口当たり。程よい酸が感じられ、ストラクチャーのしっかりした高品質なワインに仕上がります。  
その中でも弊社で取り扱うのはヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)で作られたキュヴェ・スペシャル。私たちが自信をもってお勧めするボージョレー・ヌーヴォーです。   
  

 
 
「一早く今年の作柄を見極めることが出来る」のがヌーボーの良いところ。今年は前半に気温が高く好天が続いたため、収穫も早くなりそうです。8月下旬から収穫が始まる生産者もあるという話も聞きます。とすると、グリフェの良さをさらに強調した凝縮した果実味溢れる美味しいヌーヴォーが出来る期待大!楽しみです。  
   
  
「11月のことなんて」と今は思ってしまいますが、季節は確実に巡っていきます。 
解禁日には、出来れば皆で思い切り大声で「かんぱーい!」と叫んでグラスを合わせたいものですが、もしそれが叶わなかったとしても、その時は「今年のワイン、今年の収穫」を心からお祝いして、お家でゆっくりヌーヴォーを楽しみたいと思います。  
 
 
ドメーヌ・レ・グリフェ ボージョレー・ヌーヴォーは普通のボージョレー・ヌーヴォーと、ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーの2種類。シックな金ラベルが目を惹きます。お楽しみになさっていてくださいませ。   
   
   
お得意様向けにチラシをご用意しております。  
会員制サイトよりログインの上、ご覧くださいませ。  
https://www.amzwine.co.jp/member/
(IDとパスワードが必要です。お気軽にお問い合わせくださいませ)  
  
  
※ドメーヌ・レ・グリフェのより詳しい情報をこちらに掲載しております。こちら(↓)をご覧ください。
https://www.amzwine.co.jp/producer/bourgogne/producer-3932/
 
 
次回は8月に入荷するワインの生産者をご紹介したいと思います。 
それでは。