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【テイスティング・シリーズVol.174】和食にも相性抜群!アルザスの有機栽培リースリングが待望の初入荷!

2022年11月07日

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バイヤーの菊池です。
今回は実りの秋の食材にもぴったりのワインをご紹介します。


素材の味わいを巧みに活かした和食に合わせやすい白ワインとして、まず頭に浮かぶのはアルザスのリースリングです。
鼻腔をくすぐる柑橘系のさわやかな芳香に
伸びのある適度な酸と上質で品のある熟度とフルーティさは、
まさに万人受けする味わいと言っていいでしょう。
透き通るように清らかな液体は和食に留まらず、
様々な食材や国を超えた料理にとても合わせやすく世界各国で親しまれています。
決して料理の邪魔をせず、さらにその味わいを引き立ててくれますが、ただの名脇役ではなく、
ワインだけでも十分に主役にもなれてしまう不思議な魅力があります。
 

そんな待望のアルザスのリースリングが、ついにエイ・エム・ズィーの新しいラインナップに加わりました。
生産者は先行して2種のワイン(ブラン・ベック、クレマン・ダルザス)が、入荷が追い付かない程に好評を得ているベストハイム社(BESTHEIM)。
今回の新キュヴェは満を持しての真打登場といったところでしょうか。
 

今回初入荷のエリタージュ・シリーズは、ベストハイム社の本拠地、フランス アルザスのベネヴィヒル(Bennwihr)の愛称である
” 月を追う者たち”(Chasseurs de Lune)の遺産(ヘリテージ/HERITAGE)の結晶であることから、この名前が付けられました。
また全て大変な労力を要する有機農法で栽培されたブドウから造られた特別なキュヴェです。
栽培者達の熱い想いがひしひしと感じられます。もちろん、有機栽培の認証付きです。
このワインは、フレッシュさと繊細さ、グラスの中の魅力の強さによっても他と一線を画しています。
 

このワイン生産者たちは、環境を尊重しながら常に進歩することを求めてきました。
畑のほとんどが日当たりのいい丘の中腹にあり、草と共存する自然な形のブドウの木です。
手摘みで収穫され、アルザスに求める要素を備えたワインであることを意図しています。
 

フルーティで、バランスが良く、溌溂としているピュアな味わいは
「お客様の期待に応え、特に環境保全の観点でも貢献する」という共通の志のもとに、一歩ずつ歩んできた証と言えるキュヴェです。
 

醸造はステンレスタンクでアルコール発酵後、澱上でマセラシオンし、マロラクティック発酵は行っていません。
残糖度は3〜4g/Lと適度な辛口で料理とっても合わせやすいのが印象的です。
外観は淡く輝きのあるイエローのローブをまとい、香りは複雑で力強く、柑橘系の果実のフレーバーとミネラルのヒントが組み合わさって、
多くの複雑さを引き出しています。
この香りだけでも、うっとりしてしまうことでしょう。
 

味わいはフレッシュなレモンやグレープフルーツのような柑橘系の生き生きとしたアタックで、
心地よい酸、程よい余韻の長さがあります。
花や果実のアロマも印象に残りますね。
非常に溌溂としており、上質なミネラル感などは、よく熟成したリースリング特有のものです。
 

この成熟度は、端正でバランスの取れた酸によって高められています。
バターの香りも感じられ、ミネラルのアロマと調和して、このワインに非常に強いアロマの複雑性をもたらしています。
滋味深く奥行きがあり洗練された煌めきのある清らかな液体、これはまさに有機栽培だからこそ得られた純粋さ、そのものなのです。
 

相性料理としてはフレッシュな貝類や甲殻類はリースリングと完璧なハーモニーを奏でることでしょう。
シーフードサラダ、海老のグリル、魚のグリルやソース煮、
鶏のロースト、シュークルートやアボカドを添えたマグロのタルタルや、
魚介類のタリアテッレなどヨードの香りのするお料理と相性抜群と生産者はおすすめしています。
 

カルパッチョや白身魚のムニエルはもちろん、
天ぷら、揚げ出し豆腐、カキフライ、塩焼き鳥、肉じゃがなどの一般的な和食や、
華やかな寿司や脂ののったブリやサーモンなどの刺身やマリネなどにも完璧に合うでしょう。
またこれからの季節は様々な鍋料理にもぴったり合うと思います。
驚くほど素材や味付けに対して包容力があるので、幅広い食材と是非色々試しながら楽しんで頂きたいです。

 

BESTHEIM / ベストハイム
RIESLING “HÉRITAGE” BIO 2018
リースリング エリタージュ ビオ
税込参考上代 ¥ 3,630-
 

同じエリタージュ・シリーズでゲヴュルツトラミネール(税込参考上代 ¥3,850)も併せて入荷しました。
これも驚くほど上質な味わいが楽しめるので是非お試しください。

 

バイヤー 菊池