こんにちは営業企画の武田です。
本日はエイ・エム・ズィーの新プロジェクトであり、ワイン界のジャンヌダルク、新井順子さんがセレクトしたナチュラルワインからおすすめの1本をご紹介します。
生産者:ジョセット・エ・ミシェル商品名:トゥー・レ・ドゥ・シェル・ル・プレソワ(2022)※ラベルにヴィンテージ表記が無く、ラベル横にロットNo.としてヴィンテージ情報が記載されています。税込参考上代 5,775円(税込)
フランス南西地方トゥールーズから、東に約100㎞の山間にモン・ロック(MONT-ROC)と言う小さな村があります。そこに2022年から始めたネゴシアン、ジョセット・エ・ミッシェル。フィリップ・エソム氏と奥様のジョアンヌさんの二人で運営しています。ちなみにジョセットはジョアンヌさんの、ミッシェルはフィリップさんの夫婦間の愛称です。
500mの標高の畑に0.2haのシュナン・ブランを2023年春に植え、来年は0.5haの白、0.5haの赤を植える予定です。今は植樹したてですから、しばらくは買い葡萄だけの醸造ですが、こうやってゼロから2人で始めたのです。その最初のリリースのワインをご縁がありました。ぜひ応援したい生産者です。
キュヴェ名の由来は愛についての詩の一節。今回の2022年産が初出荷になります。生産量はわずか1,150本。有機栽培のグルナッシュを購入し造られました。30%除梗して、マセラシオン・カルボニックで醸造。ステンレスタンクでの発酵後、樽に移す際にSO2(亜硫酸)を1mg/Lだけ添加しています。2023年6月7日に瓶詰めされた出来立てのワインです。
それではテイスティングしてまいりましょう。
色あいはフレッシュな真紅。リキュールや酒精強化ワインを思わせる、密度と糖度の高い香り。華やかさの中に野性味もあり、ただものではない風格を感じさせます。口に含むと、フレッシュで活き活きとした酸と、凝縮した果実感が広がります。甘渋いタンニンもあり満足度の高い味わい。飲む人を元気にしてくれるような、活力のあるワインです。
これからの季節にジビエなどに合わせて楽しみたいですね。
それではまたお会いしましょう!