こんにちは、営業担当の南です!食欲の秋になり、ワインとのペアリングがより楽しい季節になりましたね!
今回ご紹介するのはこちらPOUILLY-FUMÉ “DOMAINE DES FINES CAILLOTTES” 2022/DOMAINE JEAN PABIOT ET FILSプイィ・フュメ “ドメーヌ・デ・フィーヌ・カイヨット”/ドメーヌ ジャン・パビオ 参考上代(税込) ¥5,225セパージュ:ソーヴィニヨン・ブラン100%
ジャン・パビオは19世紀にルイ・パビオが始めたドメーヌで現在は4代目のアラン・パビオ。2003年から彼の長男ジェローム・パビオも参加しています。小規模ながら代々父から子へと守り継がれてきたとても素敵なドメーヌです。
栽培はTerra Vitisと呼ばれる農薬や除草剤を一切使わない環境に配慮した自然に近い状態の栽培を心がけています。土壌がキンメリジャン時代の石灰岩土壌で写真の通り貝の化石がたくさん含まれており、ワインにミネラル感を生み出します。
以下テイスティングです。
外観の印象は輝きのある緑がかった濃い目のイエロー、粘性は中程度香りはフレッシュなレモンの香りと熟したグレープフルーツ、繊細で細やかなハーブの香りが印象的です。口に含むと若々しさのある生き生きとした酸味、果実のボリューム感とミネラルからくる旨味もしっかりと感じ、余韻は長めです。今からでも十分お楽しみいただけますが、ポテンシャルが高いので熟成させるのも大変おすすめです!!
今回合わせたのは2種類のチーズ・シュ ブレッタ/オランダ(山羊乳)・トム ド ブルビ/フランス(羊乳)ヤギのチーズは定番の酸味のあるものではなく厚みが欲しかったのでセミハードタイプにしハープの香りとも合わせたくてこちらをチョイスしました。こちらヤギ乳で作られたゴーダチーズですが草っぽい香りと塩味とボリューム感がワインと絶妙にマッチしておりました。羊のチーズは食べ比べ用で用意しました。ミルクの優しい香りと塩味が特徴的。こちらのチーズも白ワインとの相性良いのですがこちらのワインとはほどよく合っていました。今回は試せていないのですが、水菜などが入った塩出汁ベースのお鍋と合わせてもおいしくお召し上がりいただけると思います!!是非一度お試しください!!
【テイスティング・シリーズVol.222】ソーヴィニヨン・ブランと山羊チーズ
2023年11月06日
テイスティングレポート