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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズ Vol.16】社内1の食いしん坊 サントネ・ブランを絶賛推し!

2019年7月29日

テイスティングレポート

皆さまこんにちは。
 
ついに、ついに…首都圏でも梅雨が明けたのではないでしょうか?!
夏、到来です!
 
しかし、今年の梅雨は何だか堪えた・・・
身内に淀んだ梅雨の疲れを元気に吹き飛ばしたい。
気象庁の3か月予報も「例年より気温は高い!」と出ていれば、すなわち爽やかな白ワインの出番!
さっそく、お店で美味しいお料理と一緒に楽しみました。
 

ワイン名:サントネイ・ブラン 2017 生産者:フランソワーズ&ドニ・クレール
Santenay Blanc 2017  Francoise & Denis Clair 
参考上代¥5,250-
  
色は薄いレモンイエロー。ほんの少しだけ黄味が強めに出ているかな?
きれいに澄んでいて、グラスのきらめきを美しく反射しています。
若々しく繊細な雰囲気。そして淡い色あいでも熟した感じがあります。
  
香りはとても華やかで豊か。
爽やかなレモンやりんご、同時に洋梨や白桃のような柔らかく熟した果実香もあります。
清潔感のある白い花、かすかに白バラ、
そして炒ったアーモンドの香ばしさも。
新樽率は高くないですが(15~20%)樽香なのかな?
そして、硬質なミネラル…石灰のような。
   
味わいはフルーティー。
心地よいアタック、爽やかな酸味と熟したぶどうからくる柔らかな甘味のバランスが絶妙です。
ボディは、冷えているとややライト寄りのミディアムですが温度が上がると厚みが増してきます。
ミネラルが全体をすっきりとまとめつつ、中盤から後味はまろやか。
そして余韻が長いです。
上品かつ、若々しい活き活きとした味わいをゆっくり楽しむことが出来ます。
温度はほどよく冷えた12℃ぐらいがお勧め。
私たちはボトルクーラーに入れて冷やし、時々出して楽しんでいました。
 
そして。
社内1の食いしんぼうとして、この日合わせたお料理も紹介させてください。
●干しあんずと胡桃の白和え
●鶏肉とジャガイモのポワレ
  
白和えは水切りした豆腐にクリームチーズも入ってほんのり酸味が効いています。オリーヴオイルも入って口当たりまろやか。
ワインとの相性を考えてあんずと胡桃を具に選んでくださったマダムのセンスが光ってる!仕上げの黒胡椒が爽やかなアクセント。
  

  
ポワレは皮つきのジャガイモと鶏肉を、水で戻したドライイチジクや胡桃、アーモンドと一緒にハチミツと白ワインヴィネガーでポワレにしたもの。
コクのあるほんのり甘酸っぱいソースがお肉やジャガイモにからんでワインにぴったり。
アーモンドやイチジクの種をカリッと噛むと香ばしさが広がります。

   
今回はワインの個性をより強調し、くっきりと鮮やかにしてくれるペアリングでした。
ワインのまろやかな果実味とさわやかな酸味、そして樽香がより一層心地よく頂ける、本当にバッチリなメニューです。
    
 
ブルゴーニュ地方のコート・ド・ボーヌ地区サントネイ村は、ボーヌではマランジュ村を除いて一番南に位置しています。 
白ワインのコート・ド・ボーヌには珍しく、ここは黒ぶどうの畑面積が8割を越えていて、 
何故かといえば、土壌が赤ワイン銘醸地コート・ド・ニュイと同じタイプだからというのがその理由なのですが、
実は白ワインもこんなに美味しく出来るんです。というか、出来ていたんです(笑)。
”意外”と言っては生産者のクレールさんに申し訳ないのですが、これはなかなか掘り出し物の白ワインだと思いました。
(参考:ブルゴーニュ委員会リンク https://www.bourgogne-wines.com/
  
これはぜひ皆さまに、夕涼みやホームパーティー、気の置けない友人との会食なんかにお持ちいただきたいワインです。
嫌みのない素直なスタイルは、普段あまりワインを召し上がらない方にも「美味しいね!」と喜んでいただける1本じゃないかな~と思います。
  

皆さま、美味しいワインで今年の夏も楽しく乗りきってくださいね!

 
フランソワーズ&ドニ・クレールのワイン在庫はこちらです!
https://www.amzwine.co.jp/stock/?s=clair

それでは、
次回をお楽しみに!