皆様こんにちは!
営業の馬渕です。
9月に入り、幾分残暑も和らいだ印象で
秋の虫の音も、ちらほらと聞かれるようになりました。
体感としてはビールよりもワインが飲みたくなる今日この頃です。
今回ご紹介させていただくのは、8月に新着ヴィンテージが入荷したばかりの
シャブリ次世代スター「ローラン・ラヴァントゥルー」です。
1978年設立の「ローラン・ラヴァントゥルー」ですが、
現在3代目のアルノー氏とダヴィット氏によってワイン造りが行われています。
ブルゴーニュの若手優良生産者に贈られる「ヤング・タレント・カップ」では
2016年、2017年と2年連続で受賞するなど
今、最も注目を集めているシャブリの若手スターです。
また、世界的ワイン評価誌「ギド・アシェット」誌においても2つ星生産者として高く評価されています。
テイスティングワイン
ROLAND LAVANTUREUX/ CHABLIS VAUPRIN 2019
ローラン・ラヴァントゥルー / シャブリ・ヴォプラン
参考上代 5,500円
それでは、テイスティング開始です。
色調はグリーンがかった淡いイエローで、とても透明感があります。
香りは豊かなミネラルがベースにあり、新鮮なグレープフルーツやライムといった柑橘系フルーツ。
それに程よい樽香も感じられ、非常にバランスが取れています。
ワインを口に含みますと、良く熟した果実味と綺麗で伸びのある酸が全体に広がり、
また、嫌味の無いオークがちょうど良いアクセントとなり厚みをもたらしてくれてます。
シャブリもピンキリですが、これは相当クオリティー高いですね。
村名ワインですが、間違いなくワンランク上をいっていると思います。
ちなみに、今回のテイスティングワイン「ヴォプラン」はドメーヌのフラッグシップ的なキュヴェで
ローラン・ラヴァントゥルーのスタイルを体現するには、ぴったりのワインです。
今後、必ずシャブリの一流生産者の仲間入りを果たす時が来ると思いますので、
お早目にチェックされる事をおすすめ致します。
是非一度、「若手のホープが造るモダンなシャブリ」をお試しくださいませ。
【テイスティング・シリーズVol.114】若手ホープが造るモダンなシャブリ
2021年9月06日
テイスティングレポート