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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.223】祝福の為に生まれたプレステージ・シャンパーニュ

2023年11月13日

テイスティングレポート



シャンパーニュジュールラサールシャンパン泡白


こんにちは、バイヤーの菊池です。

今日は年末年始の需要に最適なシャンパーニュ、J.Lassalle(ジュール・ラサール)のプレステージ・キュヴェをご紹介!

1978年、ドメーヌの創業者であるジュール・ラサール(Jules Lassalle)と、その妻オルガ(Olga)が
孫娘アンジェリーヌ(Angeline)に贈った “キュヴェ・アンジェリーヌ “は、
リリース以来、J.ラサールのシンボルとなっています。
ジュールは、生まれたばかりのアンジェリーヌが、一族の伝統と価値観を誇り高く受け継ぐ人物になることを
予見していたかのように、このキュヴェを造りました。
彼女は今、母と共にJ.ラサールの運営に深く関り、より高いステージへと導いています。

このキュヴェは、ミネラリーなシャルドネと愛らしいピノ・ノワールによって特徴づけられた個性的なシャンパーニュで、
モンターニュ・ド・ランス地区のシニー・レ・ローズ村(Chigny les Roses)のテロワールから生まれます。


シャンパーニュジュールラサールシャンパン泡白


特長的なボトル形状と円柱型の特別ボックス入り。
箱の留め具にはエンジェルがモチーフのメダルが付いています。
このメダルの付いた赤紐は簡単に外せるので、キーホルダーやブレスレットとして使ってもらえたらとアンジェリーヌは言います。

1972年植樹のピノ・ノワール 60%と、1973年植樹のシャルドネ 40%の2つの区画からアッサンブラージュによって造られます。
このヴィンテージ・シャンパーニュは、たっぷりとした、きめ細かな泡立ちが特徴で、
ホワイトゴールドの色調と見事に調和しています。
香りは、白桃や洋ナシの煮詰めた白い果実が主体で、黒い果実のタッチと、
新鮮なブリオッシュと砕いたヘーゼルナッツやスライスしたアーモンド、
レモンの皮が感じられます。
ミネラリーなチョークと塩気のある繊細さが豊かな風味を運んできて、
より果実の洗練された要素が際立ち、このキュヴェの上質さを強調しています。
後味はフレッシュでひたすらエレガント。
そして、フローラルで生命力に満ち溢れたシャンパーニュに仕上がっています。
生き生きとしたフルボディで、2012年ヴィンテージの特質を際立たせるフレッシュさがあります。

J.Lassalle
ジュール・ラサール
CUVEE ANGELINE BRUT 1ER CRU 2012
キュヴェ アンジェリーヌ ブリュット プルミエ・クリュ 2012年産
税込参考上代 ¥15,180

<テクニカルノート>
– 手作業による収穫
– 温度管理されたアルコール発酵
– マロラクティック発酵有
– タンクで8~10ヶ月熟成(3回澱引き)
– 4月にドメーヌで瓶詰め
– 澱とともに10年間の瓶熟成。
– 出荷の4ヶ月前にデゴルジュマン
– ドザージュ:約7g/L
– 年間生産本数 5,678本/年, マグナム799本/年


ANGELINEの名の元々の語源はANGEL。
その名の通り、天使の名にふさわしく、まさに祝いの為にある、クリスマスや年末年始に最適なシャンパーニュなのです。


バイヤー 菊池