こんにちは、バイヤーの菊池です。
今日は年末年始の需要に最適なシャンパーニュ、J.Lassalle(ジュール・ラサール)のプレステージ・キュヴェをご紹介!
1978年、ドメーヌの創業者であるジュール・ラサール(Jules Lassalle)と、その妻オルガ(Olga)が孫娘アンジェリーヌ(Angeline)に贈った “キュヴェ・アンジェリーヌ “は、リリース以来、J.ラサールのシンボルとなっています。ジュールは、生まれたばかりのアンジェリーヌが、一族の伝統と価値観を誇り高く受け継ぐ人物になることを予見していたかのように、このキュヴェを造りました。彼女は今、母と共にJ.ラサールの運営に深く関り、より高いステージへと導いています。
このキュヴェは、ミネラリーなシャルドネと愛らしいピノ・ノワールによって特徴づけられた個性的なシャンパーニュで、モンターニュ・ド・ランス地区のシニー・レ・ローズ村(Chigny les Roses)のテロワールから生まれます。
特長的なボトル形状と円柱型の特別ボックス入り。箱の留め具にはエンジェルがモチーフのメダルが付いています。このメダルの付いた赤紐は簡単に外せるので、キーホルダーやブレスレットとして使ってもらえたらとアンジェリーヌは言います。
1972年植樹のピノ・ノワール 60%と、1973年植樹のシャルドネ 40%の2つの区画からアッサンブラージュによって造られます。 このヴィンテージ・シャンパーニュは、たっぷりとした、きめ細かな泡立ちが特徴で、ホワイトゴールドの色調と見事に調和しています。香りは、白桃や洋ナシの煮詰めた白い果実が主体で、黒い果実のタッチと、新鮮なブリオッシュと砕いたヘーゼルナッツやスライスしたアーモンド、レモンの皮が感じられます。ミネラリーなチョークと塩気のある繊細さが豊かな風味を運んできて、より果実の洗練された要素が際立ち、このキュヴェの上質さを強調しています。後味はフレッシュでひたすらエレガント。そして、フローラルで生命力に満ち溢れたシャンパーニュに仕上がっています。生き生きとしたフルボディで、2012年ヴィンテージの特質を際立たせるフレッシュさがあります。
J.Lassalleジュール・ラサールCUVEE ANGELINE BRUT 1ER CRU 2012キュヴェ アンジェリーヌ ブリュット プルミエ・クリュ 2012年産税込参考上代 ¥15,180
<テクニカルノート>– 手作業による収穫– 温度管理されたアルコール発酵– マロラクティック発酵有– タンクで8~10ヶ月熟成(3回澱引き)– 4月にドメーヌで瓶詰め– 澱とともに10年間の瓶熟成。– 出荷の4ヶ月前にデゴルジュマン– ドザージュ:約7g/L– 年間生産本数 5,678本/年, マグナム799本/年
ANGELINEの名の元々の語源はANGEL。その名の通り、天使の名にふさわしく、まさに祝いの為にある、クリスマスや年末年始に最適なシャンパーニュなのです。
バイヤー 菊池
【テイスティング・シリーズVol.223】祝福の為に生まれたプレステージ・シャンパーニュ
2023年11月13日
テイスティングレポート