皆さん、こんにちは!
営業の蒋です。
本日で2回目のテイスティンレポートです。
さて、今回ご紹介するワインは、
ドメーヌ・デ・ザコルの白ワイン、レ・カト・ファイスです。
ワイン名:Les 4 Faisses 2018 (レ・カト・ファイス)
生産者名:Domaine des Accoles (ドメーヌ・デ・ザコル)
参考上代:¥4,170(税抜き)
このドメーヌは、ニュイ・サン・ジョルジュにあるドメーヌ・ド・ラルロ元醸造長である、
天才オリヴィエ・ルリッシュ氏と奥様が南仏で始めたドメーヌです。
その中でも、このレ・カト・ファイスというワインは、僅か0.7haから生まれるシャルドネ100%の希少なワインです。
自宅の冷蔵庫から出し、抜栓後に早速グラスに注ぐと、外観は綺麗な淡いイエロー。
抜栓直後という事もあり、やや還元の香りを感じます。しかし、徐々に奥の方からハチミツで漬け込んだレモンの様な、
濃密な香りと、エキゾチックさを感じます。
ブルゴーニュのシャルドネとは異なるスタイルもこのワインの特徴の一つです。
味わいは、程よい酸とボリューム感に、このジメジメとした気候にピッタリな塩味。(ミネラル感)
ラルロの古樽を使用していますが、ボテっとした感じもなく、爽やかに味わえる逸品です。
今回は食卓に並んだ、鯵のお刺身を高知県馬路村のポン酢と生姜で合わせてみました。
鯵の持つ本来の旨味に生姜とポン酢が見事マッチし、そこにワインの甘味と旨味、心地よい酸味が寄り添い、
口の中で非常に上品にまとまりました。
ワインの選択を間違えてしまうと、魚の生臭さが出てしまいますが、その心配も不要でした。
日本でお馴染みの、お寿司と一緒に合わせても良いと思いますし、中華なら青椒肉絲と合わせても面白い自然派白ワインです!
皆様も是非、ドメーヌ・デ・ザコルの白ワインで、このジメジメとした梅雨を乗り切りましょう!!
次回も、乞うご期待!!
【テイスティング・シリーズVol.53】ビオ・ワインの楽しみ方!
2020年7月06日
テイスティングレポート