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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.237】ルモワスネの大人気キュヴェ “ルノメ” 新入荷!!

2024年2月19日

テイスティングレポート


みなさま、こんにちは。
営業の馬渕です。

本日は、ルモワスネより人気キュヴェのひとつブルゴーニュ・ブラン“ルノメ”をご紹介させていただきます。


REMOISSENET PERE ET FILS / BOURGOGNE BLANC “RENOMMEE” 2020
ルモワスネ・ペール・エ・フィス / ブルゴーニュ・ブラン “ルノメ”
税込参考上代 6,325円


ルモワスネはエイ・エム・ズィーの看板生産者であり、
テイスティングレポートでも幾度となく掲載させていただきましたが、
19世紀にブルゴーニュ地方のボーヌ村に設立された歴史ある生産者です。

造ったワインをすぐに販売するのではなく、
飲み頃になるまで自社の地下セラーで熟成させてから出荷するという稀有なスタイルで名を馳せています。
このように“古酒のスペシャリスト”というイメージですが、近年では若いヴィンテージも数多く入荷しております。
クオリティは非常に高く熟成はもちろんの事、早飲みも出来るワインとして新たなルモワスネファンを獲得しています。


ルモワスネペールエフィス白ワインブルゴーニュブランルノメ


今回ご紹介させていただく、ブルゴーニュ・ブラン “ルノメ”とは「名声」の意。
ルモワスネは昔から特に思い入れのあるワインに対してキュヴェに名前を付ける風習があります。
その名のとおり名誉あるキュヴェとして数多くのブルゴーニュワインラヴァーに支持されており、人気を博しています。

ブルゴーニュ・ブラン“ルノメ”となる区画は2009年から0.48ha所有していますが、
これに契約している栽培家からも上質な葡萄を購入し、所有畑生産分と併せて自社で醸造、熟成、瓶詰を行っています。
ステンレスタンク発酵でオーク樽熟成、樽熟約14カ月、新樽比率約30%。

2020年ヴィンテージは例年よりも暑い年でしたが、
8月から9月に降った少量の雨のおかげで気温が下がり、葡萄にフレッシュな酸が加わりました。
このような天候から造られたワインは、果実味豊かで凝縮感があり厚みのある味わいが特徴です。
ここ数年の中では非常に評価の高い注目のグレートヴィンテージです。


ルモワスネペールエフィス白ワインブルゴーニュブランルノメ


それではテイスティングに入りたいと思います。
ワインをグラスに注ぎますと、色調は輝きのあるイエロー。
豊かなミネラルにナッツやバニラなどの香り、白桃やメロンを思わせるような
たっぷりのフルーツにピュアでリッチな風味が感じられます。
口に含むと、凝縮した果実のエキスと程よい酸が見事に調和され、
エレガントで厚みがあり心地よい余韻がしばらく続きます。

ワインのお供には魚介類のバター系ソース、
チキンカツやカニクリームコロッケや天婦羅といった揚げ物料理に加え、
お寿司などの和食にも好相性です。


現在、ブルゴーニュ・ブラン“ルノメ”は2020年ヴィンテージをはじめ、
2019年、2021年と3ヴィンテージ弊社に在庫がございます。
それぞれのヴィンテージに個性があり、その年の特徴を知る上でもとても貴重なワインとなります。
なかなか垂直で3ヴィンテージ揃う事もありませんので、
是非この機会にご利用いただきまして「私は何年が好みだ!」というようなお話をお聞かせいただけると幸いです。
ちなみに2019年ヴィンテージは品薄となっておりますので、
お早目にお求めくださいませ。


それでは、また次回よろしくお願い致します。