山形山形の生産者のご紹介
Agri Cœur /アグリ・クール
生産者名 | Agri Cœur |
生産者名(カナ) | アグリ・クール |
所在地(村) | 山形県 / 上山市 |
運営者 | 片寄 広朗 |
畑面積 | 自社畑その他合わせ25.0haを自身で管理 |
栽培品種と面積 | 【白】デラウェア※その他の品種は購入 |
SNS |
この生産者のワイン
この生産者のワインはありません。
山形
生産者名 | Agri Cœur |
生産者名(カナ) | アグリ・クール |
所在地(村) | 山形県 / 上山市 |
運営者 | 片寄 広朗 |
畑面積 | 自社畑その他合わせ25.0haを自身で管理 |
栽培品種と面積 | 【白】デラウェア※その他の品種は購入 |
SNS |
この生産者のワインはありません。
【片寄広朗氏 経歴】
学生時代にワインと出会い、20代半ばでワイン造りを志して渡仏。
現地でアルバイトをしながら、最初の3年はブルゴーニュのミシェル・マニャン、シャトー・コルトン・アンドレ、ペロ・ミノなどで栽培や醸造に携わり、つづく3年はシャンパーニュのタルラン(Tarlant)でカーヴの責任者として勤務しました。
タルランで継続的にぶどう栽培と醸造に携わり、ヴィンテージの違いや、地区、村、クリュごとに異なるテロワールが存在することを肌身に感じ、膨大な数の畑違い/品種違いのワインからシャンパーニュのブレンドを決める経験をしたことは氏にとって得難い経験となりました。
帰国後は、2013年より岡山県ドメーヌ・テッタの立ち上げから関わり「無施肥」「減農薬」「害虫・害獣との共存」を実現。
廃棄果(食料廃棄)の問題に取り組むべく摘房果によるスパークリングワインを作ったり、あえて腐敗果もそのままにして醸したワインを作ったり、また、環境に配慮して耐圧瓶ではなく普通瓶にコルクでの微発砲ワインも作るなど、サステイナブルな農業に先進的なアプローチを進めました。
2022年3月、満を持して山形へ移住。
デラウェアが好きで、そのデラウェアで良いワインを作る生産者がいたことから決めたそうです。(※イエローマジックワイナリー)
前年まで生食用のデラウェアだったぶどう畑を買い取り、除草剤を使用しない草生栽培、無施肥、低農薬で栽培。
早くもこの年にデラウェア99%、ナイアガラ1%のスパークリングワイン「Dé la Logiue」を作り、この年は記念すべきデビュービンテージとなりました。
アグリ・クールでは、環境保護の観点から多くのワインにラベルを貼らず首かけのタグ方式を採用。
「Dé la Logiue(デ・ラ・ロジック)」「Grapefu Days(グレープフル・デイズ)」「Muscat Baily A(マスカット・ベイリー・A)」
このうち「Grapeful Days」は買い手のつかなかったぶどうから作られた微発砲ワインで、食料廃棄問題にも取り組んでいます。
「農業を守り、続けていく」「環境を守る」という固い信念のもと奮闘する片寄さんは日本の農業の灯(ともしび)の1つです。こんなアプローチがあるのだという驚きとともに希望が湧きます。もちろんワインの美味しさは折り紙付き。今後ますます楽しみです。皆様もどうぞ暖かく大きな期待をお寄せください!