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テイスティングレポート

【テイスティング・シリーズVol.245】複数ヴィンテージをブレンドした注目の熟成手法

2024年4月15日

テイスティングレポート

こんにちは営業企画の武田です。
 
本日は先月入荷したばかりの
ドメーヌ・デ・ザコルの新着ワインを持ってお花見に行きましたので、
その模様をお伝えします。
3週連続でのザコルのワインなのですが、
ザコル大好きなのでガマンできませんでした。すみません!

 
 

満開の桜
 
今年は桜の開花が予想よりだいぶ遅れましたが、
 
日曜日にようやく近所の公園に花見に行ってきました。
 
比較的大きな公園で、
 
最寄駅から少し離れているので、
 
さほど混雑することなくゆっくり桜を満喫することができました!
 
都内では最初で最後のチャンスだったかもしれないですね。
 
 
 
 
 
 
 

 

DomaineDesAccolesTempsMels

持参したワインがこれです。
 
DOMAINE DES ACCOLES
ドメーヌ・デ・ザコル
TEMPS MELES (XV-XX)
トン・メーレ(15-20)
税込参考上代 9,350円

 
これまで何度も紹介してまいりましたので、生産者詳細は省きます。
 
さて、このトン・メーレは、
今回の入荷が2回目となるまだ新しいキュヴェです。
このワインの特徴としては、
何と言ってもパーペチュアル・リザーヴでしょう。
シェリーのソレラ・システムと似た熟成手法で、
毎年造られるワインを樽に継ぎ足していき、
そこから引き抜いたワインをボトリングし、リリースします。
 
 
シャンパーニュなどでもリザーヴワインの熟成方法として行われていますね。
「パーペチュアル」とは永続的の意味。
熟成したワインの複雑さと最新ヴィンテージのフレッシュ感を調和させた味わいは非常に奥深く、
この手法は世界的にも注目を集めています。
 
ザコルでは樹齢70年の最も古い木のグルナッシュからこのキュヴェを生産しており、
今回のロットは2015年から2020年までのワインがブレンドされています。
日本への入荷数はわずか144本のみと、非常に希少なワインでもあります。
 
 
それではテイスティングしてまいりましょう!
 
 
香りは奥深く、煮詰めたようなジャミーな果実に、ハーブやスパイスのニュアンスが感じられます。
華やかですが、艶やかでしっとりとした質感もあり、複雑な芳香が楽しめます。
口に含むと、密度が高く、甘やかな果実味が広がります。
このフレッシュかつ芳醇で、深みのある果実の味わいはパーペチュアル・リザーヴならでは。
余韻にはキメ細かいタンニンがあり、全体を引き締めています。
 
 
この日はビール、チューハイ、ワイン、ウイスキーと、
大人数での持ち寄りだったので、いろいろな種類のお酒があったのですが、このワインは大好評!
普段ワインを飲まない方にも楽しんでもらうことができ、
やっぱりザコルは旨い!と改めて認識しました。
 
 
皆さまも是非ザコルのワインを飲んでみてください。
おすすめです。
 
 
それではまたお会いしましょう!