ワイン生産者紹介

BOURGOGNE/ブルゴーニュ

BOURGOGNE/ブルゴーニュブルゴーニュ地方の生産者のご紹介

生産者詳細情報

Domaine CHRISTOPHE BRYCZEK/ドメーヌ・クリストフ・ブリチェック

 

生産者名 Domaine CHRISTOPHE BRYCZEK
生産者名(カナ) ドメーヌ・クリストフ・ブリチェック
所在地(村) コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ/Côtes de Nuits Morey St.Denis
当主名 クリストフ・ブリチェック / Christophe Bryczek
栽培責任者 クリストフ・ブリチェック / Christophe Bryczek
醸造責任者 クリストフ・ブリチェック / Christophe Bryczek
所有畑とその広さ シャンボール・ミュジニ/Chambolle Musigny 0.5ha
ジュヴレ・シャンベルタン・オー・エシェゾー/Gevrey ChambertinAux Echezeaux 1.0ha
モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・クロ・ソロン/Morey Saint Denis Clos Solon1.0ha
モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・デュ・パプ・ジャン・ポール2世/Morey Saint Denis 1er Cru Cuvée Du Pape Jean Paul Ⅱ0.6ha
合計約3.1ha
栽培品種 【赤】ピノ・ノワール
栽培方法 基本的にビオロジック(年により厳格なリュット・レゾネ)

Comment

ポーランド生まれの彫刻家でもあったジョルジュ・ブリチェック氏は1938年に戦禍を逃れるように単身渡仏。ブルゴーニュで生産者としての修行を始め、ドメーヌは1953年に創設されました。ジョルジュ氏は、1983年に引退し、長男のエドゥアール氏に引き継がれ、2003年より彼の息子クリストフ氏が3代目としてドメーヌを引き継ぎました。
ブリチェック家はバチカンの洗礼を受けており、彼のワインカーヴの中は教会のような装飾が施されています。ジョルジュ氏は敬虔なキリスト教徒で、ポーランド出身のカロル・ヨゼフ・ヴォイティワ枢機卿が教皇ヨハネ・パウロⅡ世となられた折、ポーランド出身の教皇は初めてだったことから大変誇りに思ったそうです。そこでヨハネ・パウロⅡ世の生まれ年である1920年に植樹された畑を購入し、出来上がったワインを持参し教皇庁に出向き、この畑から出来上がるワインに教皇の名を冠する許可を頂いたのです。こうしてブリチェック最高のキュヴェ「キュヴェ・デュ・パプ・ジャンポールⅡ世」は生まれたのです。これは当然ながらバチカンの正式な許可も受けています。ヨハネ・パウロⅡ世(1920-2005)は死後聖人認定され、今も全教会の崇敬の対象となっています。

ブリチェックの栽培は厳格なリュット・レゾネで、基本的にはビオ・ロジックで有機肥料を使用します。除草剤などの化学的な介入は行わず、微生物の活動を活発にする為に土を耕すなど基本の仕事をひたすら繰り返す事が大事だと言います。
ビオディナミではボルドー液を多用する傾向にあるのでそれとは違うアプローチを模索し続けています。厳密で細やかな剪定と芽掻き作業によって収量を制限しています。(ぶどう一株あたり収量は6~8房)収穫は手作業で行い、果実を傷めないよう小箱を使用。古樹のぶどうをふんだんに使い古典的な醸造法で造られるワインは清澄のみを行い、濾過はしません。凝縮感のある味わいと芳醇で強烈な香りを持つワインは十数年の熟成が十分に可能です。
クリストフ氏の代になり、エレガントで優美なスタイルへと変わりつつあり、新たに多くのファンを世界中で増やしています。






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