LOIRE/ロワールLOIRE/ロワールの生産者のご紹介
Maison Gazeau-Baldi/メゾン・ガゾー・バルディ
生産者名 | Maison Gazeau-Baldi |
生産者名(カナ) | メゾン・ガゾー・バルディ |
所在地(村) | ロワール ジャニエール / Loire Jasniere |
運営者 | ジャン・ダミアン・ガゾー・バルディ / Jean-Damien Gazeau-Baldi |
栽培品種 | 【白】シュナン・ブラン(日本未入荷)【赤】ガメイ、ピノ・ドニス、コー |
栽培方法 | ビオロジック |
収穫方法 | 手摘 |
醸造方法 | 自生酵母SO2無添加無清澄無濾過 |
ビオ認証 | 無(2022年有機農法に切替) |
<メゾン・ガゾー・バルディのご紹介>(2023年2月8日 第1回目訪問 / 新井順子氏コメント)
ロワールに2022年から始めたワイナリー。ガゾー(Gazeau)はご主人のファミリーネーム、バルディ(Baldi)は奥様のご実家のファミリーネームです。
ワイナリーがあるのはジャニエール(Jasnieres)AOC。シュナン・ブランが主に植わっておりますが、ワインの質がヴーヴレ(Vouvray)や(モンルイ)Montlouis、アンジュー(Anjou)とは全く違ってとてもミネラリティです。土壌が違い、昔は海だった所です。蛎の化石も見られます。
ジャン・ダミアン・ガゾー・バルディ氏(Jean-Damien Gazeau-Baldi)は1990年南仏モンペリエ(Montpelier)で生まれ、その後リヨン(Lyon)に引っ越しました。2017年迄はリヨンにおり、パン屋さんやブラッスリ―でソムリエをしながら、2014~2015はボーヌで醸造の勉強をしました。その後ボジョレーでの収穫・醸造経験を経て、2017~2018年にはブルゴーニュのコンフュロン・コトティド(Domaine Confuron-Cotetidot)の正社員として働きました。2019~2020年、ワイナリー開業の資金を貯める為に再びリヨンの星付きレストランのソムリエに戻り、そして2020年、ようやくロワールにたどり着いたのです。
ロワールで畑を探していたとき、あるワイナリーのオーナーが引退に伴い買い手を探していることを知りました。1年間オーナーと共に働き、2022年についにワイナリーがダミアン達のものになりました。
現在8.0haある畑は徐々に植える予定です。ピノ・ド二スを植樹することにしています。あの畑ならピノ・ノワールも可能だと思います、と私が言ったら彼らもうなずいていました。
ソムリエ時代に、ナチュラルワインを沢山飲んでいたので、醸造にもダミアンの目指すスタイルが初年のワインから見えます。 ラベルは映画を学びコマーシャルの仕事をしていた妻のオーレリによるシネマアートで作ったラベルです。 イスタンブール旅行の思い出の作品です。
日本には勿論、初上陸。是非お召し上がり下さい。