LANGUEDOC&ROUSSILLON/ラングドック&ルーションLANGUEDOC&ROUSSILLON/ラングドック&ルーションの生産者のご紹介
Le Clos De La Soif/ル・クロ・ド・ラ・ソワフ
生産者名 | Le Clos De La Soif |
生産者名(カナ) | ル・クロ・ド・ラ・ソワフ |
所在地(村) | ルーション ペルピニャン / Roussillon Perpignan |
運営者 | フローラ・フォレ / Flora Fores |
所有畑面積 | 約5.0ha |
栽培品種と面積 | 【赤】グルナッシュ(1.70ha)、カリニャン(1.20ha)、ムールヴェドル(1.0ha)【白】マカブー(1.0ha) ※樹齢100年超グルナッシュや80年のマカブーの古樹あり |
栽培方法 | 無農薬栽培※馬による耕作を実践 |
収穫方法 | 手摘 |
醸造方法 | 自生酵母無清澄無濾過 |
ビオ認証 | 無 |
<ル・クロ・ド・ラ・ソワフのご紹介>(2023.5.8訪問1回目 / 新井順子氏コメント)
初めてClos de la Soifを試飲したときは驚きました。とてもピュアでゴクゴクと体に染み入ってくるのです。一目ぼれです。
Clos de la Soifは、南仏ルーションのペルピニャン(Perpignan)、Latour de Franceという地で2020年に始まったワイナリーです。オーナーのフローラ・フォレ(Flora Fores)は1990年、ペルピニャンで生まれました。お父様はスペイン人で、小さい頃から葡萄畑の中で生活し、14歳から収穫を手伝っていました。
彼女は仕事を通して自然にワイン造りを覚えました。この地の大御所ドメーヌ・ドゥ・ロセイユ(Domaine de l’Ausseil)のジャック(Jacques de Chancel)の影響を多大に受け、彼のフィロソフィがフローラのワインにベースになっています。2019年に初めてのワインを働きながら造り、2021年に独立しました。
少しずつ畑を増やし、今では5.0ha弱にまで拡大しています。1.7haのグルナッシュ・ノワール、1.2haのカリニャン、1.0haのマカブ、1.0haのムールヴェドル。
中には樹齢100年以上のグルナッシュや80年のマカブ等、古いぶどうがあります。フローラには自然とのハーモニーが大切で、ケミカルな物は一切使用しません。馬で自ら畑を耕す姿は圧巻。畑の場所によってはトラクターも用いますが、基本は馬で畑を守ります。
醸造は至ってシンプル。下手に手を加えず、ぶどうの酵母菌を上手に操ります。醸造学校など一切通っていませんが、とても素晴らしい醸造家です。感性が豊かなのです。フローラは醸造家である私から見てもやきもちをやいてしまう程、勘どころの良いアンテナがあり、自然界と話が出来る人なのです。
初年度から各国のオファーを受け、ワインが一瞬で売れました。これからどんどん彼女のワインは美味しくなるでしょう。是非お試しください。