ワイン生産者紹介

LOIRE/ロワール

LOIRE/ロワールLOIRE/ロワールの生産者のご紹介

生産者詳細情報

Chateau Gaudrelle /シャトー・ゴードレル

生産者名 Chateau Gaudrelle
Les Ephemere (次期当主エミール・パスキエ新ラインによる新ライン)
生産者名(カナ) シャトー・ゴードレル
レ・エフェメール
所在地(村) ロワール ヴーヴレ/Loire Vouvray
運営者 当主:エリック・パスキエ / Eric Pasquier
次期当主:エミール・パスキエ / Emile Pasquier
所有畑とその広さ 20.0ha
栽培品種 【白】シュナン・ブラン
【赤】ピノ・ノワール、カベルネ・フラン、グロロー
栽培方法 ビオロジック、ビオディナミ
醸造方法 自生酵母
キュヴェによりSO2無添加
キュヴェにより無清澄・無濾過
ビオ認証 (Ch Gaudrelle)一部AB、EURO LEAF認証
(Les Ephemere)申請中


Comment

<シャトー・ゴードレルのご紹介>
(2023.1.27 第1回目訪問・2/9 第二回目訪問/ 新井順子氏コメント)
 

ヴーヴレ(Vouvray)と言ったらシュナンブランの代表格のAOC。
お父様のエリック・パスキエ氏(Eric Pasquier)が2008年にこのシャトーを購入しました。

エリック氏は以前、チーズの輸出の仕事をしており日本も何回も訪れているグルメな方です。
エリック氏はこのシャトーの17.0haもの畑を無農薬農法に変えました。
全部で20.0haあり、残りの3.0haは2023年、2025年、2027年と少しずつ植樹の予定です。
シュナンが多いので、赤品種を増やす予定です。
白はシュナン以外の、アルボワやグロゴー・グリ、レジスタンと言った珍しい品種に挑戦する予定です。

息子さんエミール・パスキエ氏(Emile Pasquier)は1995年生まれ。エミールはジュラ(JURA)の醸造学校に進みました。
この学校は唯一BIOの醸造を学べる、特殊な学校なのです。
ジュラで生活をしている時にジュリアン・ラベ (Julien Labet)と出会い、衝撃を受けます。自分もこういうピュアなワインを造りたい!と。

エミール氏のお兄様はトゥールでレストランを経営されています。ワインのセレクションはナチュラルワイン。
お兄様からニコラ・ルナール氏(Nicolas Renard)を紹介され、彼から色んな事を学んでおります。

常に従業員が6人おり、20年も勤務しているセシル(Cecile)はこの畑を良く知っており、醸造も任せております。
畑は色んな土壌があり、砂土壌、シレックス、粘土質石灰、泥灰土、等々畑により様々です。
そして少しずつビオディナミに切り変えております。

ご近所は全て無農薬生産者の畑、隣人がVouvrayの大御所、ドメーヌ・ユエ(Domaine Huet)、もう1人の隣がモンルイ(MONTLOUIS)の大御所、フランソワ・デシーヌ(Domaine Francois Chidaine)と何て恵まれた環境でしょう。

日本には今回が初上陸です。
経営者はお父様ですが、エリックは60歳と若いのに、人を育てる為息子を責任者にし、このワイナリーを2020年から任せました。

2019年迄はお父様が造りました。お父様は前の所有者がBIOで無かったのを、BIOに切り替えました。
そしてエミールの時代になってからビオディナミに変えているのです。

親子2代で大改革を成し遂げました。それが味わいに出て、年々良くなっております。

 

※エミール自身による新プロジェクト「Les Ephemeres(レ・エフェメール)」も日本デビュー。
こちらもどうぞお楽しみに!

この生産者のワイン